発達障害当事者の学生さんやお子様が発達障害の診断を受けた保護者の方が学習面でのお悩みで困っていらっしゃる人に、当事者である筆者がちょっとした勉強でのコツをいくつかの発達障害のあるあるを交えてご紹介したいと思います。

 

まず1つ目は、ADHDやASDで好きなゲームやテレビにのめり込みすぎて過集中になってしまい、いつまでたっても宿題などの課題を後回しにしてしまうので、保護者の方は早く宿題を済ますように諭しても本人は生返事でイライラしていらっしゃる親御さんもいらっしゃるのではないのでしょうか?

 

筆者も子どもの頃にテレビに熱中し過ぎて、親に早く宿題を済ますように叱られても逆ギレして大変子育てにおいては苦労をかけたなと大人になった今、非常に反省しております。

 

 

さて、私の話はさておきこのような過集中で課題に取り組まなくてはならない事柄においては、ADHDの場合テレビやゲームをする前に課題を済ませておいてから「これをやったらご褒美にゲームやテレビが思いっきり出来るんだ」と言わば成果報酬的な促し方で勉強や課題をするようにすれば良いと思います。

 

また、ASDの場合ではルールに忠実な特性があるので、あらかじめスケジュールでどの時間になったら絶対に勉強を始めるためにアラームを鳴らすなどの工夫をすれば上手く取り組むことができるのではないかと思います。

 

 

そして、2つ目は夏休みなどの長期休暇で興味のない科目の勉強を、なかなかやりたがらなくて後回しにして最終的に期限に間に合わなかったりすることもあると思います。

 

興味のある絵や自由研究などは放っておいても熱心に取り組むのに、単純な漢字をノートに移す学習や計算問題をひたすら解答する学習は集中力が途中で無くなってしまったりして最後までやり遂げることが出来ない問題は、細かくスケジュールを保護者が立てる。

 

例えば今日は漢字の課題を2つだけこなすなどのスモールステップで継続出来るように設定してあげると、興味のない課題でも最後までやり遂げることが出来ると思います。

 

どんな小さな課題でも達成すれば「よく頑張った」と褒める習慣をつけると、小さなお子様だとこの勉強は正直嫌いだけど頑張ったら親に褒めてもらえるんだということを理解すれば自ずと勉強に取り組んでくれると思います。

 

また、中学生や高校生の場合で自分で勉強しなくてはならない年齢になったとしても、自分が少しでも苦手な科目にチャレンジしたんだという過程で自己肯定感を持つことが大切だと思います。

 

 

最後に、どの発達障害を持つお子さんのご両親へどうしても普通の子に比べてこだわりがキツかったり、集中力がなかったり、字を読み書き出来なかったりして不安に思うこともおありかと思いますが、彼ら彼女なりの出来ているところに目を向けて良いところを伸ばしてあげてほしいと思います。