2024年5月1日 下院監査委員会特別小委員会が開催した公聴会にエコヘルス・アライアンスのダザック博士を召喚し証言を求めた。
(エコヘルス・アライアンス:感染症対策活動の民間団体、ビル・ゲイツ氏のビル&メリンダ・ゲイツ財団とも共同で活動することが多い)

下記は小委員会のまとめ

・タザック博士は、今後連邦政府からの資金援助を受けるべきではない
・タザック博士は、武漢研究所(WIV)における機能獲得研究を促進していなかったと証明できなかった
・タザック博士は、WIVがCOVID19のサンプルを持っていた可能性を認めたが、遺伝子改変の能力を有していたかは不明と答えた
 しかしタザック博士は、COVID19の自然発生説を支持している
・これまでのタザック博士の証言と委員会が入手した証拠との間に大きな矛盾がある
 2023年11月の彼の証言「COVID19の危険性解除研究は米国で行うつもりだった」と語っていた(WIVへの研究依頼の動機は?)
・WIVとの関係を曖昧にし米政府に誤解をさせ2023年にNIHが助成金を復活させた
 タザック博士は米政府に属すると思われるコロナウイルスを1万5千個以上WIVが保管していると証言した
・タザック博士はNIAIDの上級顧問モレンズ博士と個人的なGmailで連絡していた→FOIA(情報公開法)に違反 

 エコヘルス・アライアンスは、国立アレルギー感染症研究所(NIAID)及び国立衛生研究所(NIH)からの補助金を受け取り、中国の武漢ウイルス研究所(WIV)に資金提供していた。タザック博士の証言をみると、COVID19は米国の研究所が保管していたと認識しているように思われる。