ポンペオ国務長官は、北の核とミサイルを廃棄させるまで最大限の圧力をかけると、ボルトン補佐官は具体的にはリビア方式と語っている。リビアにおいて、核とミサイルなどの兵器を放棄し国交正常化したあと、アラブの春で内戦になりカダフィ大佐が殺された、という経緯は金正恩委員長は学んでいるはず。核とミサイルが彼らの命綱であり、それを手放すことをするのだろうか?
米朝首脳会談開催が実現するかどうか分からない。
ポンペオ国務長官発言(佐藤外務副大臣ツイートより)
「トランプ政権の目標は完全かつ検証可能で、不可逆的な非核化だ」
https://twitter.com/SatoMasahisa/status/990757522570014720
産経 4月30日
河野太郎外相とポンペオ米国務長官が30日にヨルダンで会談 北朝鮮核、拉致を協議
https://www.sankei.com/politics/news/180429/plt1804290020-n1.html
米の北戦略中心人物…ポンペオ氏との早期会談を重視 河野太郎外相、正恩氏の様子も聞き出す
https://www.sankei.com/politics/news/180430/plt1804300015-n1.html
NHK 4月30日
北朝鮮はリビア方式で非核化実現を ボルトン大統領補佐官
アメリカのボルトン大統領補佐官は、アメリカが求める北朝鮮の非核化について、かつて大量破壊兵器計画を放棄したリビアを前例に、国際社会の制裁を維持しながら北朝鮮が、まずは非核化を着実に実行することが欠かせないと強調しました。
ホワイトハウスで安全保障担当のボルトン大統領補佐官は、29日、アメリカのFOXテレビの「FOXニュース・サンデー」などに出演しました。
この中でボルトン補佐官は、北朝鮮が、核を放棄する重大な決断を実際に行ったか現時点ではわからないとしたうえで「米朝首脳会談で、北朝鮮側が核の放棄という決断の証拠を示せるのか確認したい。歴史的な合意となる可能性もあるし、ならない可能性もある」と述べました。
そのうえで、アメリカが求める北朝鮮の非核化について、2003年に大量破壊兵器計画の放棄を表明し、実行に移したリビアを前例に挙げ、国際社会の制裁を維持しながら北朝鮮が、まずは非核化を着実に実行することが欠かせないと強調しました。
そして、ボルトン補佐官は「リビアでは、アメリカとイギリスの監視団がすべての核関連施設への立ち入りを認められたので、リビアへの疑念が消えていった」と述べ、北朝鮮に対する国際社会の疑念を払拭(ふっしょく)するためにも、核開発計画の完全な申告と検証が重要だと説明しました。
一方、ボルトン補佐官は、北朝鮮に拘束されている3人のアメリカ人について、「トランプ大統領の最優先事項だ。解放すれば首脳会談に向けて誠意を示すことになる」と述べ、北朝鮮の決断を見守る姿勢を示しました。
「リビア方式」核放棄を先行
リビア方式とは2003年に大量破壊兵器の放棄を表明し実行に移したリビアを前例に、核の放棄を先行させ、その後に制裁解除などの見返りを与える考え方です。
リビアでは2003年の12月に当時のカダフィ政権が、核兵器や弾道ミサイルなどの大量破壊兵器の開発計画を放棄すると表明しました。
そして、放棄を表明した直後の2003年12月末にIAEA=国際原子力機関の査察チームを受け入れたほか、表明から1か月後の2004年1月には、遠心分離機など核兵器を開発するための機材や弾道ミサイルの開発を記した文書など、合わせて25トン分をアメリカ側に引き渡しました。
これを受けて、アメリカの当時のブッシュ政権は2004年2月からリビアへの制裁を段階的に緩和。2年後の2006年にはリビアをテロ支援国家の指定から外し、大使館を開いて国交正常化を実現しました。
当時、ブッシュ政権でこのリビアの大量破壊兵器の放棄に軍縮担当の国務次官として関わっていたのが、ボルトン大統領補佐官です。ボルトン補佐官はリビア方式に基づいて、まずは北朝鮮が核開発計画の完全な申告と査察などの検証を受け入れるよう主張しました。
しかし、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は「段階的で歩調を合わせた措置を講じれば朝鮮半島の非核化の問題は解決できる」と先に述べるなど、米朝の同時並行的な措置を主張していて、立場の大きな違いが浮き彫りになっています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180430/k10011423051000.html
FOXニュース・サンデー 4月29日 (H.S.Kimさんツイートより)
https://twitter.com/xcvbnm67890/status/990770460861251585
FNN 4月27日
米「米朝会談決裂すれば“北”攻撃」と日本に説明
https://www.fnn.jp/posts/00390722CX
門田隆将氏 4月29日
「軍事行動か、核廃棄か」いよいよ岐路が迫ってきた
http://blogos.com/article/293931/?p=1