濃淡は、外観で最も重要なポイントとなります。
葡萄の成熟度合い
ワインの濃縮度を推測する鍵となります。
一般的に
温暖な地域で育った葡萄から造られたワインは色濃く
冷涼な産地で育った葡萄から造られたワインほど淡い色調
という特徴があります。
その理由としては
白ワイン
冷涼な産地の葡萄は酸が強い。
冷涼な地域で育った葡萄は、基本的に甘みよりも
酸味が強い。
酸味が強い葡萄で造られたワインは酸味が強い
酸味が強い =酸化しづらい = 色が淡い
ex)
切ったリンゴを放っておくと、だんだん酸化して、表面が茶色くなっていく
↓酸化を防止する為に、レモン汁をリンゴの表面に塗りつけることで
リンゴの変色を防ぐ (レモンの酸が、抗酸化物質の役割をする)
ワインも同様で
ワインの持つ酸が強いと
ワインが酸化しない = 黄色い色合いをキープ
その結果、冷涼な産地の白ワインは 淡い色合いとなる
温暖な産地
(仏: 特に南フランスは酸味の低いものがほとんど。
葡萄品種もそういった特徴を持つものが多い)
北部 シャブリ、サンセーヌ、アルザス地方の白ワインは酸味が強いのに対し
南部 コルス、プロバンスの白ワインは酸度が低い。
現在は、モダンな現代的醸造スタイルが
流行しているため、亜硫酸という酸化防止剤を加えることで
温暖な産地でも完全に酸化しない状態での
ワインの製造が可能になっているため
温暖な地域でも淡い色あいのワインの製造が可能となっている。
赤ワイン
最も重要な要素として
温暖な産地では、暑いということで葡萄は内部の水分を蒸発させないために
自分を守ろうとして、皮を分厚くさせる。(特に、猛暑の年はより皮が分厚くなる)
さらに暑さが続くと、微妙に内部の水分が蒸発してしまい
葡萄の粒が小さくなる
ワインの色のベースとなる色調は
葡萄のジュースではなく(葡萄のジュース自体は透明)
皮の部分にのみ入っており
皮を漬け込むことによって、赤ワインの濃い色調がうまれる。
同じ品種の葡萄で、同じ造り方をしたワインの場合
その葡萄の粒の皮の分厚いもの、
葡萄の粒が小さいもの(皮とジュースとのバランス、比率が変わり
液体に対する皮の要素が多くなる為)
色の濃いワインとなる
それに対し、冷涼な産地の葡萄は、皮が薄いため
色は淡くなる
勿論、品種によってなど
他に異なる要素はたくさんあり
例外はあるが、基本的には冷涼な地域の赤ワイんは色が淡く
温暖な地方の赤ワインの方が
色が濃くなる傾向にある。