1月もすでに半ばとなってしまい「こないだまで正月だったのに」と嘆いていたのですが、そもそも正月も大したことをしてなかったので嘆くほどのことじゃないなと気が付いたstudioRの橘です。皆様いかがお過ごしでしょうか?
またまたコピまるのバージョンアップのお知らせです。
今回は大きな追加機能は1つのみですが、親機とのレート乖離に悩まされている方には朗報となるかもしれません!
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バージョンアップの方法 (バージョン 1.1.9)
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自動バージョンアップに対応していますので、コピまるを再起動するだけで簡単にバージョンアップすることができます。(EAも同時にされます)
※今回はEAの更新もあります(バージョン 1.1.5)
EAも更新となりますので、必ずチャートに張り付けてあるEAのバージョンを確認してください。自動で更新されていない場合は「MT4起動」ボタンでMT4を再起動してください。これによりMT4のEAが上書き更新されます。それでも更新されない場合は一度EAのあるチャートを消去して再度MT4起動ボタンを試してください。
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バージョンアップ内容
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・親機より不利なレートなら新規注文を待機する
これまでは、親機で新規注文が実行されると、ほとんどのケースで子機側でも即時に成行注文が実行されていました。
そのため一瞬でレートが動いた場合、親機とレートが乖離してエントリーされてしまうことも多々ありました。常に親機よりも有利なレートならば良いのですが、 印象としては不利なレートのことの方が多いかと思います。
例)USDJPY買いの場合
親機 125.45 → 子機 125.50 = 0.5pips割高なレートで約定
そこで新規注文時に「現在レートを親機の注文レートと比較し、不利なレートならば注文しない」という機能を追加しました。
上記の設定画面で表示されているように、この機能には2つの設定があります。以下順番に解説します。
①親機からのコピートレードを受信したタイミングで使用される
こちらにチェックを入れると、親機から新規注文シグナルを受け取ったタイミングで親機の約定レートと現在レートを比較し条件に合致した場合のみ発注を行います。
②条件が合致するまでスキップされた注文を監視する
こちらにチェックを入れると①で新規注文がスキップされた後でも継続してレートを比較し条件が合致したら新規注文を実行します。
こちらにチェックがない場合は、①でスキップされた注文はそのままスキップされたままとなってしまうので、①を使用する場合は必ず②もチェックすることを推奨します。
許容Pipsの設定
許容Pipsを設定をすることにより、どの程度の乖離を許容するかを設定することができます。0pipsの場合は親機と同レートもしくはそのレートより有利な場合のみエントリーとなります。もし5pipsにした場合は、5pipsまでは不利なレートでも許容することになります。以下を例に説明します。
例)親機「USDJPY 買い 125.450」の場合
許容Pips 0 → 125.450 (同レート) もしくはそれ以下で買い注文
許容Pips 5 → 125.500 (125.450+0.5) もしくはそれ以下
またマイナス値にすることにより「有利なレートのみ」といった設定も可能となります。
許容Pips -0.5 → 125.445 (125.450-0.005) もしくはそれ以下
許容Pips -5 → 125.400 (125.450-0.005) もしくはそれ以下
このように、マイナスに設定することにより「コピートレードする際は親機よりも常に良いレートでのみエントリーしたい」といったことが実現可能となります。ぜひご活用ください。
※同値もしくは有利なレートのみに設定した場合でも、急な変動により不利なレートで約定する可能性は常にありますのでその点ご注意ください。
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今回のバージョンアップ内容は以上となります。また次回のバージョンアップにご期待ください!
-studioR-
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