10/17(水) 上弦の半月「手助けしなくても、本当は大丈夫」 | 占星術家しゅんじ「宙の色(そらのいろ)」

占星術家しゅんじ「宙の色(そらのいろ)」

「宙」という文字には「永遠の時間」という意味があります。
時は無色透明ではなく、無限の彩りに満ちた物語のような連なりです。
西洋占星術を通して、時に込められたメッセージを読み解きます。

こんにちは。
占星術家の竹内俊二です。

今日のホロスコープを
・チャネリングの物語文と絵(Machikoさん 担当)
・ホロスコープの解説(竹内俊二 担当)
で読み解いていきます。

右矢印 こうやって書いてます

右矢印 ホロスコープアートの受付を締め切りました

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ホロスコープの要約

 

高いレベルの成果を意識してスタートを切って、それで強い負荷がかかり、一時的に足場を失ったかもしれませんが、その山場は越えました。そこでの経験から学び、次に進んでいます。必要なのは親身な手助けではなく、本当は一人でも自力でも走れるでしょ、というツッコミと信頼です。

 

 

 

チャネリングの物語文+絵(by Machikoさん)

 

今日のホロスコープを象徴的に表している
「例え話」としてお読みください。


 

大きな病院のジオラマを見下ろしています。
病院は3階建てで、まんぼうくんがその病院へ向かっています。
 
まんぼうくんが病院をつんつんしています。
 
ジオラマには患者さんやお医者さんなど、様々な人がいます。

まんぼうくんが外から病院の中を伺っています。
「ここにいる人たちは本当に体悪いのかな?」
 
つんつんと建物に体当たりしたら、
みんなびっくりして外にわーっと出ていく。
医者も、骨が折れているはずの人も、本気で走って逃げる。
歩けないと思われていた人も、車椅子全速力で動かしている。
 
まんぼうくんは「おや〜?」と見ている。
 
ジオラマ世界の人たちは「病院ごっこ遊び」をしていました。
本当はケアは不必要なのに、ケアがいるんです、というフリ。
病院スタッフの方は、手助けやヘルプが本当は必要がないのに、
必要とされたくて、お医者さん的な演出をしていました。
 
※これは実際の病院とは全く関係ありません。比喩です。

 

 

 

ホロスコープの解説(by 竹内俊二)


チャネリングの物語文が
今日のホロスコープのどこに現れているのか。
照らし合わせながら解説します。


・サビアンシンボルの度数は全て数え度数で表記しています。
・アスペクトのオーブは3度で考えています。
・まちこさんのチャネリングの物語文の引用は青色です。

 

 

深夜3:01頃に上弦の半月です。

上弦の半月は、新月で意志を込めて設置した空の器に水が貯まりはじめ、満杯になって形として現れる、手応えを感じる満月に至る前の中間地点です。例えとして、「ししおどし」のお尻の側が浮き上がって、この調子でいけばよさそう、という見込みが出てきた時のイメージです。



10/9の天秤座の新月から太陽と冥王星のスクエアが続いていました。それが緩み、月は冥王星とコンジャンクションです。

急な崖の上を目指すかのように、高いレベルの成果を意識してスタートを切った新月でした。一心不乱に頑張り、しかし過剰な負荷がかかり続けてきましたが、山場を越えて一段落します。振り回されていた、そのちょっと前の状況から抜けて、それを観察しています。



蠍座の金星は10/6から逆行中で、そこを水星が通過してコンジャンクションを作ります。同時に水星は水瓶座の火星とスクエアです。

水星の情報のやりとりや作業に、金星が楽しさや親切心を加えます。金星は逆行中なので、過去のことがクローズアップされたり、進みがゆっくりになったりします。
過去に親しかった人と接点ができたり、愛着があった物事を思い出すという配置です。



水のサインの蠍座の水星は情緒とか密着感で、風のサインである水瓶座の火星はそれを引き離します。一人だけを特別視しない。近づき過ぎたら、今度はよそよそしく突き放します。スクエアなので、切り替えが唐突です。

何でも手助けしていたら相手のためになりません。自立を促すには、スパッと区切って「続きは自分で考えてください」の方がプラスになります。

蠍座と水瓶座のスクエアは「深く潜る → 水から出て移動 → 深く潜る→水から出て移動」という繰り返しに見えます。これは10/23あたりまで続きます。



物語文と照らし合わせてみます。
「病院のジオラマ」は、新月のサビアンシンボル「流されてしまった船着き場(天秤座の16度)」や、冥王星のスクエアで強い負荷がかかって一時的に足場を失っていた太陽を象徴しているように見えます。しかし今の太陽はそこを通過して、何かを学び、次へ進んでいます。俯瞰した視点は巨大な「まんぼうくん」月・冥王星のコンジャンクションです。

「病院ごっこ遊び」は、蠍座と水瓶座のスクエアです。これからの流れの中で必要なのは、手厚い保護ではなく、大丈夫だと気づかせるためのショック療法なのかもしれません。水星と火星のスクエアは、厳しく突っ込む言葉ですが、それによって、これしかないと信じていた狭い価値観から抜け出す、そのきっかけになると思います。

 

 

数日前に見た夢です。
蠍座(動きたくない柴犬)と水瓶座(町につれていく)のスクエアの様子にも見えます。

 


 

要約

 

高いレベルの成果を意識してスタートを切って、それで強い負荷がかかり、一時的に足場を失ったかもしれませんが、その山場は越えました。そこでの経験から学び、次に進んでいます。必要なのは親身な手助けではなく、本当は一人でも自力でも走れるでしょ、というツッコミと信頼です。

 

 

 

おまけ(最近、反響が大きかったツイート)

僕自身も、蠍座の水星が天王星とコンジャンクションです。これを書いた日は、そこにトランジットの月がコンジャンクションでした。変人を代表して天王星について発言した日。

 


 

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