8/26 魚座の満月「枠線をはみ出して、予想外に広がる」 | 占星術家しゅんじ「宙の色(そらのいろ)」

占星術家しゅんじ「宙の色(そらのいろ)」

「宙」という文字には「永遠の時間」という意味があります。
時は無色透明ではなく、無限の彩りに満ちた物語のような連なりです。
西洋占星術を通して、時に込められたメッセージを読み解きます。

こんにちは。
占星術家の竹内俊二です。

今日の満月のホロスコープを
・チャネリングの物語文と絵(Machikoさん 担当)
・ホロスコープの解説(竹内俊二 担当)
で読み解いていきます。

右矢印 こうやって書いてます

右矢印 ホロスコープアートの受付を締め切りました

 

 

要約

 

パソコンや定規を使って
精密な輪郭線を描いています。
途中まで全て予定通り。
しかし、完成形は偶然の予想外の要素が混ざり、
枠線をはみ出します。

そういうリアクションは
一見、否定的に見えるかもしれませんが、
「ミス、負け」ではなく
真面目な取り組みが
生命を持って動き出した証拠です。
厳選した価値あるものが、隅々まで届きます。

 


 

チャネリングの物語文+絵(by Machikoさん)

 

今日のホロスコープを象徴的に表している
「例え話」としてお読みください。



山奥の中にお城の形をしたホテルがありました。
ホテルのテラスに降り立つと
お茶を飲んで、チェスをしている人が三人いました。
 
チェスをしている一人は
ピエロみたいなカラフルな風貌で、神経質そうな貴族のおじさん。
対戦相手は、白髪の温和そうなおばあさん。
3人目は二人の執事。
 
チェスはおじさんが劣勢になっていて焦っています。
おばあさんはずっとにこにこしていて、
何も動じず、楽しんでいます。
 
焦っているおじさんの肩に
赤いオウムがやってきて、耳打ちしました。
 
ゲームの耳打ちは悪いことですが
オウムはおじさんと一心同体の存在。
2人で1人と思っているので、悪い事という概念がありません。
おじさんはオウムの言う通りにコマを進めました。
 
おばあさんはいきなり怒り顔になって
手加減していたのを本気になり
コテンパンにやっつけました。

 

 

 

ホロスコープの解説(by 竹内俊二)


チャネリングの物語文が
今日のホロスコープのどこに現れているのか。
照らし合わせながら解説します。


・サビアンシンボルの度数は全て数え度数で表記しています。
・アスペクトのオーブは3度で考えています。
・まちこさんのチャネリングの物語文の引用は青色です。

 

 

日本では20:56頃に魚座で満月です。
太陽、土星、天王星の土のグランドトラインの中心を
満月の軸が貫く形のカイトです。

新しい仕組みやツールを導入した
大枠のリフォームがしばらく継続中です。
8/23に太陽が乙女座に入ってからは、
その新ルールを実践的な細部に行き渡らせる
調整に専念しています。

上記の土のグランドトライン
パソコンや定規で引いた精密な輪郭線だとすると
魚座の月はそこに水彩で色を塗るかのようです。
無機質で人工的な世界に、
カラフルな彩りと人間味ある温もりが加わります。

偶然、予想しない形で
色が枠からはみ出して混ざってしまうことを
「ミス」「悪」と考えないでください。
生命ある彩りを生み出せたことそれ自体が
この満月の成果です。



月は魚座の数え度数の4度にあり
サビアンシンボルは「狭い半島での交通混雑」です。

どこでも通用しそうな長く残したいものを選別し、
それを様々な場面に普及させることが
この度数のテーマです。
土のグランドトラインがここに関係するので、
例えば、世界各地の様々な希少生物を
1つの分厚い図鑑の中に
体系立てて記録していくようなイメージです。



獅子座の水星は前半のピークの度数で、
木星とスクエア、海王星とクィンカンクスです。
逆行前の7/11頃に、水星は今の場所にありました。

水星のメッセージは、
その近辺の出来事とリンクしていると思います。

しまい込んですっかり忘れていた大量の花火を
思い出して、盛大に火をつける。
特定の約束した人たち向けの
熱いメッセージなのですが、
明るくて目立つので、
無関係の周辺の人も見に来ます。

金星と冥王星がスクエアです。
天秤座の金星は人に誰が見ても遜色ない
バランスの取れた美的なセンスや社交性ですが、
その装飾的要素が過剰になります。
山羊座の冥王星なので、
例えば会社の業務命令の大義名分があり、
達成したい成果のために、
使える予算が大幅に上がるなどです。



物語文との関連を考えると、
「神経質そうな貴族のおじさん」乙女座の太陽
「白髪の温和そうなおばあさん」魚座の月
です。

「おじさんと一心同体の赤いオウム」は、
グランドトラインを作る土星と天王星でしょうか。
トラインは、
常に自分の都合に合わせて調和的に、内部的に働く
備え付け家具みたいなもので、
(アスペクト解釈大事典のどこかにあった比喩です)
それが2つ連動しています。

「怒り顔になったおばあさん」は、
きっちりとした土の枠に収まらない
偶然の、予想外の展開であり、
生命力の発露です。
それは何も悪いことではなく、成果です。
それが誘発されたのは
綿密に「チェス」の計画を立てたからこそです。

 

 

 

要約

 

パソコンや定規を使って
精密な輪郭線を描いています。
途中まで全て予定通り。
しかし、完成形は偶然の予想外の要素が混ざり、
枠線をはみ出します。

そういうリアクションは
一見、否定的に見えるかもしれませんが、
「ミス、負け」ではなく
真面目な取り組みが
生命を持って動き出した証拠です。
厳選した価値あるものが、隅々まで届きます。

 

 

 

おまけ

 

 

 

 

 

 

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第2回目は「②サイン」です。
8/11(土) 10:00〜15:00
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