溜まったメルマガを整理していたら、高城剛さんのメルマガ12月の号でフォシオエナジェティックのかわせ先生が取材されていた。懐かしい…



この記事によれば、私は2016年ごろ筋反射やサプリ療法にはまっていたみたい。メチレーション、生化学も齧って知恵熱をだしていました。ダッシュ

30〜40代前半は、各地のドクターや治療家をめぐり、見立てて戴いたものを片っ端から飲み込んでいたのです薬薬千と千尋に出てくる妖怪みたい。

今はむしろ妖怪『サプリ剥ぎ』となっております。た、た、単品サプリを連用したら、あ、あ、あぶ ない よ…・・・

でもVB6とか先天的に自分に欠けやすい栄養素を割り出してくれたかわせ先生には感謝しております。ビタミン剤はときどき嗜みます!


そしてつづけて1月のメルマガでは、日本唯一のチベット医・小川康さんが取材されていました。

5年前、下記の記事を書いたときは、ただ信州のスケールに圧倒され、移住なんて思いもよらず。

今や小川先生はすっかり著名になられ、えんめい茶は波動の最高峰として、健康マニアの台所定番。


当時書いた文章を、あらためて振り返ると、身震いがしそうです。友人のメッセージ‥予言みたい。



総理大臣が変わろうがアメリカが戦争しようが、世の中で何が起こっても自分たちで何とかできちゃうから関係なく生きられるんだろうなあ

 

地震も、災害もぜんぜん怖くないーー(略)ーー。草は野に、実は山に、水は井に川に、どれだけでもあるから。汲めども尽きぬから。




しかし私が半移住してみて得たものは、こういうことの何一つも、自分ひとりでは得られない不甲斐なさでした。

苗を植えれば枯らす、大虫でた日にゃ飛び上がる、庭はぼうぼう、囲炉裏は火を起こせずオブジェ化、挙げ句ネオンがないと遠吠えし、冬一つ越せぬ軟弱。


そんな半端者に、何もかも自分で作れる信州人たちが分けてくれる心こそ、「汲めども尽きぬ」お宝でした。

柿の干し方も、野草の摘み方も、川魚の釣り方も、薪のくべ方も、しょうゆの仕込み方もすべて教えてもらって、まだまだ当方、標高0m地点。

(長野県の平均標高は1100m)。

3月からまた、月前半は安曇野におじゃまします。しょうゆ搾りの会で、名物搾り師に絞られてきます。



信州に遊びに来られる方は、お時間があれば、ぜひ「森のくすり塾」にも立ち寄ってみてください。


ちなみに、私の高校の先輩で、東大卒→日本有数の企業に行かれた賢人がおり、「僕のいとこが長野で変わった薬屋さんをやっているので、寄ってみて」ですって。
まさかの小川先生のことでした。しかも先輩の父上(小川さんのおじ様)は私の高校恩師。私はいつも「学校に来なさい、せめて」と窘められっぱなしでした。今があるのは偉大なる先輩たちのおかげかもしれません・・お願い


そんな小川先生の著書は、軽妙かつ雄壮な語り口。マテリアメディカとしても冒険譚としても読みでがあり、わくわくします。
ひとをすこやかにする医療とは、最新の研究や知見の上書きだけでなく、数百、数千年の集団伝承を次世代に伝えてゆくこと‥そういうことが身に沁みて、明日への活力になるんです。