イギリス🇬🇧旅程も落ち着いたので、記録しておきます。
ロンドンで5日間の打ち合せや施術を終了後→
→列車&バスで2時間半(約70km)移動し、英国最大のエネルギースポットと言われるグラストンベリー→
→からSTONEHENGE(ストーンヘンジ)の街Salsbury(ソールズベリー)に移動しました。今回はその記録です。
ストーンヘンジが古代、何に使われた施設だったか追跡したいと思ったんですが、想像していたより、ゆるく楽しくいろんな用途に使われていたみたい。
このストーンヘンジを擁するSalsbury(ソールズベリー)が気に入りすぎて、なんならここで終活したいと思ってしまいました。
英国では終末医療の一環として、ナースなど医療従事者が患者宅に泊まり込んで世話をするシステムがあるそう。ご臨終寸前までシェアハウスしてるなんておおらかです。
しかし到着した瞬間は、ゲストハウス前の広場がドンチキ騒ぎでどうしようかと思いました(꒪⌓꒪)。
「すごい時に来てしまったね。眠りの邪魔にならなきゃいいけれど… 」と大家さんのMarcus。年に一度、1週間だけ開催される移動遊園地なのですって。
近年、「真夜中の遊園地をさまよう異邦人になる」という謎の夢を見て不審に思ってたんですが、元ネタはこれなのか🤣、予知夢のスケールが誰得。もっとこう、天変地異とかを予知させてほしいです。
そんなSalisburyは鎌倉と吉祥寺と浅草を足して3で割ったようなコンパクトでファンシーな城下街です(主観です)。
中世英国🇬🇧の趣を残す街並みのクラシック感と、市民のおだやかさ、観光地の華やかさ。全体的にちょっぴりダサめ♡なのも郷愁をさそい良い感じ。(日本の若者って世界一お洒落なのかもしれない) そして100ポンド(約18000円)以上の商品をあまり見かけません。
朝は6時から清掃車が道路を舐め、街の浄化度は全英中で7/10スコア(勝手に脳内採点)。
品揃えの良いオーガニックストアも2店見つけました。「英国で最も住みやすい街ランキング」に入った事があるというのも頷けます。
意識高い系の方はさほど多くなさそうで、超メタボさんも少ない。日本人はほぼ皆無なのがいい。
ナントカのお膝元ですが、善良な市民の方には受難があったのかもしれない。
2020夏時点のデイリー・エクスプレス紙の英国民5000人調査によれば「子どもにワクチンを打たせない」と答えた親は約半数。そして「covidは嘘である」と答えた人は約25%。さすがロックなお国柄。
街はcovidを経て全盛期より元気がないのではと感じました。が、子供のいるファミリーからティーンズ、お年寄りまで、幅広い世代が屈託なさげに歩いてます。
今後のために長期滞在できるシェアハウスを探してみました。英国人は気軽に頻繁に引っ越しをし、家をシェアし合う。週貸し表示のある不動産店が多いです。
ソールズベリーでon season(夏)ならば、
1Bedroom+ensuite(トイレシャワー付)で簡易キッチン付の物件=約20万円(税込)/月が底値のよう。
やはり円安がきついですね。日本の今後はどうなるんやろ。今、商社さん達もめちゃめちゃ苦戦しておられ、世界中で買い負けて買い負けて、まだまだ物価は上がりそうです。
ふと見回すと、シンガポール、エジプト、マレーシア、インドネシア、アメリカ、私の同級生で海外で活躍してた商社くんたちが、みんな帰国している😮
がんばって〜と言いたいけれど、もはや企業任せでなく、庶民一人一人が伝統の「日本の良きもの」を世界にアピールしないと後がないdeathね💀💀💀。
BRICSさん達とも仲良くしないと、そもそも日本は極東なのに西側とか呼ばれてる場合じゃない。
しかし「日本良品」をきちんと外にプレゼンできる日本人が少なすぎる。それは私です…今回も自分のへなちょこ語力に愕然としました(꒪⌓꒪)。
ここできっちり説明すれば、ネゴシエイトそうな場面で、深いニュアンスやスピリットが表現できない!
おばはんはしかし、諦めずにもがきます。国際某資格に向けてあと2年半。同志の人がいたら共にがんばりましょう。世界にちらばる「日本良人」を応援していきましょう。
それにしても円がよわい。ブレックファストひと皿で3000円也。目が覚めました。
イギリスの田舎にコンビニはない。日本食もない。小腹がすいてもおにぎりは買えない。うっかりファストフード店に入ろうものなら、チキン数かけらとフライチップ少々で2000円。都会(ロンドン)と変わりません。
施術料金は日本の倍でも「安いネ」と言われるのは良いけれど、思わぬ誤算がありまして、西洋人はデっカい!毛深い!お皮膚がたるたる!望診やりづらい!😂
それでも素敵なソールズベリー。
「この街に住みたいの? 大聖堂以外なにもないよ」って謙遜する街のおじさんは、「でも美しい街だけどねっ」と矜持を見せる。
そのソールズベリー大聖堂がなんとも荘厳。たくさんの同朋が記事にされているので詳細は割愛しますが、
ポカーン。
イギリスで最も高い尖塔(123m)。動機は神へできるだけ近づくため。どこの国も願望は共通ですね。
旧OldSarumはストーンヘンジとソールズベリー街との中間くらいの遺跡。周遊バスを途中下車して観光できます。
もともとこのエネルギーの強い丘に、石器時代に集落がつくられ、ブリテン人→サクソン人→ウェセックス族→デーン人と押し合いへし合いし、最終的にノルマン征服王朝が築城。
やがて手狭になってダウジング……じゃないけれと那須の与一みたいな名人が矢を射って、矢が刺さったところに移転したのがソールズベリーの街なのですって。日本の鎌倉時代初期です。
安曇野では山に惚れ惚れするけれど、山がないのも晴れ晴れします。
大聖堂の中で、現存で時を刻む最古の時計のひとつがこちら。1380年代から働いています(☉.̫☉)。800年間…。こういうものを見ると古い物を愛する価値観が伝わってきくる。
ちなみに古好き…といえばこの国には「理屈っぽそうなメガネのBBA好き」という、日本には絶対いない種類の紳士がおられて、礼儀正しいナンパをしてくれます。日本では生きづらいタイプの女性が、ヨーロッパでは生きやすいこともあるかも。
「我が家では、山の神が怒るか、怒らないか。それが法である・・」家人がおごそかに言いました。
そんなわけのわからない法に寄り添って、遠い異国までついてきてくれる人に心から感謝します。
でもほんとうに良いところですので皆様、ぜひ遊びに来てください。(もはや住む前提😆)