CS60施術を秋にはじめた。と思ったら、あっという間に春が来ました。
おかげさまで北海道から沖縄と、遠くからもお客様がいらして…ありがたいことですが、ブログやSNSに3、4記事しか書いていないのにどうやってみつけてくださるんでしょう。謎です。
うちはsixsenceというか、少し変わったお客様も多いような気がします。
以前こんな体験を書いたせいか、心配してくださる方がいますが、さすがに数か月たつと、受けるも流すも慣れ、筋肉のようなものも太くなってきたみたい。
相変わらず奇妙なことはたくさんあり、匂いもするし音も声もするし感じます。
でもそんなことは、周りの施術者に聞くと、「あるある」なんですって。本当にたくさんのセラピストや医師の方にまで助言してもらえたので、びっくりしました。知らない方からもメッセージが。
料理人の包丁のように、プログラマーのコードのように、そういう力は身に付いてしまうものらしいです。あるものはある。なので、私も前のように動じない…ようにしています。
例えばベッドの上で御体が奇妙にうねり、ある突起が出てしまう方(ご本人は覚えていない)、、何か自分では制御できない存在を体内に抱えているのだろうけど、私にはそれを一息に取ってあげることはできないので、「うむ。よりよく施術をするためには、どうやってこの動きを保定したらいいか」とシンプルに思うし、
「あ、この方の頭頂部は、私なんかが下手にエネルギーをいじっちゃいけない。じゃあどうしたらこの痺れにアプローチできるかな」、という難攻不落な方もいる。
もともと、三度の飯より掃除が好きなので、人体のお掃除のようなこの快感な作業で、お金をもらっていいんだろうかと思うようになりました。
先日のクライアントさんも、「気持ちいい」「ああ気持ちいい・・」「いったい私に何をしているんですか」と、夢心地になってくださるので、こちらも快感・・・彼女の前頭部をさすっていると、とろけるような恍惚感にみまわれ、私も目が開けられなくなりました。なにこれ。
頭がとろんとろんして、上体がぐるんぐるん回って、施術椅子に座っていられない。
CS60って、施術者もこんなにトリップするんだ、凄いな…と思っていたら、凄いのは彼女のほうでした。
「こんなに一所懸命施術してくれて、私がお返しできることはないから、せめて、たくさんの幸福がさや香さんに舞い降りるように念じていたんです」。とおっしゃった宮城眞希さん。天使か。
さすが、なごみのヨーガという手当のインストラクターをされているだけあって、忍法・施術返しというか逆祈り力がはんぱないのです。
(サロンブナのHPより拝借)
私は私で、彼女に、オレンジ色の光が体の要所に当たるよう施術中イメージしていましたが、「なぜオレンジ光線??」、意味がわからなかったので、心当たりがあるか彼女に訊いてみました。
すると、「なんでわかったんですか、私が今ほしいエネルギー。オレンジの服が無性に着たいんです。すごい」とおっしゃる。いやいやすごいのは彼女ですよね。ご自分が欲するものを、エアーで私に照射させたわけだから。
そういうふうに色、光、波の具合、圧の深さ強さ、右回り左回り…多くの必要なものは、みなさん(の何か)が指示してくれるので、ただ受け入れればいいということもわかってきました。もはやこれはCS60とは関係ない域かもしれません、
CS60の作用は、科学的、医学的に説明しようと思ったら、いくらでもできるんですが、「科学というのは例えば『New England Journal of Medicine』とか、 『JAMA (Journal of the American Medical Association) 』 『BMJ (British Medical Journal)』とか、『Annals of Internal Medicine』とかにその作用機序やエビデンスがacceptされることだよ。(そんなのがあるのね!) 今の段階で科学、医学だと主張してもそれはどうかな」
…と先日取材した科学者たちに言われました。あはき法の範疇について相談した弁護士にも、「従来の医学、科学のキャパシティにない領域にチャレンジしている療法なのだから、規制にとらわれすぎず表現の工夫を考えてはいかがですか」と言われて、なるほど。
でも私はsixsenceで得たものを医学的仮説で補強してみる、みたいな作業が好き。一粒で二度おいしくなりたい。
もともとCS60という器具には、「x」というオリジンのはっきりしたエネルギーがあり、そこに2をかけても(2x)、3をかけても(3x)、4で割っても(x/4)、数字でないもので掛け割りしても、それなりのαxエネルギーになる。そこには優劣も善悪も可否もなく、お客さんと施術者が、その日その時、それぞれのαxを創出していると思う。
だから、他店からジプシーされてくるお客さんも多いけれど、その時その方にそのαxが必要だったと思うので、よかったね、その施術者のおかげで疾患がその状態で済んでいるのですね、と私は認識しています。
正直、私の施術は、あと数人リピーターさんが増えたらいっぱいいっぱいです。繁盛店から見たら困るレベルかもしれないけれど、私が、おひとりおひとり集中して施術するには、十分幸せ。もういっぱいサンキューありがとうただじゃ帰しません。
ですので、他店「x」にも、いい施術者「x」がいっぱい、いっぱいおられますので、いろんな街のCS60店を、検索してみてください。
下記に、私の出会ったCS施術者について、独断によるおすすめリストも作っていこうと思います。たとえばこちら。
●大阪のCS60兼好
院長の丹下厚子先生のお人柄が真摯で、技術についてはこちらに書かせていただいたとおり。もう終わっていたと思った女の人生がふたたび開いたのです。
●気持ちのよいふたりぐみ!大阪に行かれてしまって、少し寂しい、天terraceさん。
ほかにも、今後出会えるであろう素敵なCS60施術者たちについて、随時独断おすすめリストを加えていきたいと思います。
施術する人もされる人も、すべてに幸せがぐるぐる循環して繁栄しますように。