久しぶりに本を書かせて戴きました。


こちらの体験 を読んでくださった編集さんとのご縁で、出版となりました。

 

 
 

私は40代に入ってから、しばらく本を書けなくなっていたんですが、この2年ほどまた元気になって、本の仕事ができるようになりました。

それは、五感の全情報の80~90%を担うという「飛び出した大脳」…こと、「眼」のためだったかと、今なら思います。

 

 


内臓、歯、肌、髪には、そこそこ気をつけてきたつもりなのに、
「眼」には25年間もコンタクトを入れつづけ、「はっきり見えすぎる」危険な状態で暮らしてきました。
飛び出した大脳に、まるでサランラップをかぶせるように。それが脳と内臓にどれだけ負担をかけるかは、わかっていませんでした。

 

 

「アメリカの美容企業の経営者は、なぜコンタクトレンズを着けないのか」

 

「40歳以上は、1秒でも早くメガネを!」


本書には、そんなコピーがありますが、決してアオリではないのです。


災害時はメガネ派のほうがサバイバルしやすいと言われること。メガネでたるみやシワが改善されること。フレームの質が生体エネルギーを左右すること…。

日本では、眼とメガネ、コンタクトに関する健康情報が少なすぎると思います。どんな健康指導家も、コンタクトレンズには警鐘を鳴らさず、眼科医の一部が「40歳をすぎたら、やめましょう」と控えめに促すくらいです。


昭和40年代までは、日本のメガネ作りの技術は世界でトップクラスで、アメリカの富裕層は、日本にメガネを作りに来るのがステイタスだったそうです。

 

しかし現在、日本のメガネ調製には、他の先進諸国のように国家資格がなく、本書の語り部「とよふく」さんほど精密な、2時間もの検査をする技師たちでも「検眼」という言葉を使うことはできません。メガネの医療的効用をうたうことも認められません。

ましてメガネで人生が変わるなんて言おうものなら。





「眼鏡のとよふく」さんは、大正時代から親子四代、90余年間、何万人ものメガネ合わせをしながら、眼と食べ物の相関関係をしらべるため、食養や農業の研究にも励まれました。(※電子農法)


その結果、来店した客の眼を見るだけで、食べ物の嗜好や思考癖、対人関係の悩み、時には、その人が胎内にいた頃のお母さんの食生活を推測する領域に、到達されました。

しかし、とよふくさんがそういうことを世に伝えようとすると、バッシングや妨害、さまざまな憂き目に遭ってこられました。メガネなんかで病気が良くなったと言われると、よく思わない階層や団体がある。他の業種で起こっている同様のことが、思い浮かぶ方もいるでしょう。

 

それでとよふくさんは、メディアには出ないよう、口を閉ざされました。NHKのドキュメント72時間も、カンブリア宮殿も、新聞も、雑誌もすべて断ってこられました。その頑固ぶりも伝説となっていました。

たくさんの取材者が断られ、あきらめるなかで、しかし、私だけは鈍感でした。

たぶん長年の眼の酷使で、脳がボケていたんでしょう。

「すごい話ですね。まるで映画やドラマに出てきそうですね(ワクワク)」


「いいえ、私たちは絶対にそういうのには出ませんから(キッパリ)」


「そうしたら、本の出版は?(ワクワク)」


「いいえ、言葉でメガネのことを語ることは無理です(キッパリ)」
 

こんな状態から、どうして本ができたのか、正直よく覚えていないのですが、私はダメ出しを意に介さないくらい、わくわくしていたのでしょう。なぜならとよふくメガネを1本、2本と作るにつれ、世界の風景が変わっていったから。

 

失いかけていた仕事を取り戻し、からだじゅうの痛みがなくなり、年間60万円かけていた整体の費用が、気づいたらゼロ円になっていたんです。
 

いちばん感謝しているのは、どういうわけか自分に必要な情報が、必要なときに、必要なだけ入るようになったこと。一体どんな魔法のフィルターが入っているのか? 
 

あれを読まなくちゃ、それを見なくちゃ。白砂糖がだめ、あの脂がだめ、糖質制限、ベジタリアン、ナニタリアン、オーガニック、あれがいい、これがだめ…。ではなくて。


自分に必要な空気、水、食事、情報は、毎秒、毎分、毎日変わる。ひいては、どんな医療家や啓蒙家、学者の言うことも丸々鵜呑みにできません。皆、ところどころ素晴らしいし、ところどころはちょっと変。大事なところを見抜けたらいいね。


とよふくさんだって「明日には言うことが変わっているかもしれません」と言います。
 

しかし食事、水、住環境、空気まで、健康にうるさい現代人の「盲点」が、五感の情報の8割以上をになう「眼」にあることは、まちがいないと思います。


大勢の人がSNSやブログで「とよふく」メガネの体験を書くようになり、そんな眼の秘密が、ようやく広まる時期が来たのかもしれません。

 

頭痛、肩こり、腰痛、慢性疲労、自律神経失調症、むくみ、抑うつ、肌荒れ、更年期症状、脳疾患……原因のはっきりしない不定愁訴のある方は、ぜひ「魔法のメガネ屋」に電話をしてみてください。

それらの症状をすべて解決とはもちろんいきませんが、9割くらいの症状にアプローチすることはできると、とよふくさんは言います。眼と脳と内臓は、そのくらい深くかかわっている。
 

文章の読み書きはもちろん、あらゆる細かくて複雑な仕事をする方々におすすめします。特に受験生などには、ミラクルが起きるのではないか。ミラクルじゃなくて、元々その人が取れていたはずの成果を取り返せるのですが。

 

また、近視や白内障や緑内障で悩んでいる方たちも、手術をしてしまう前に(失った水晶体はもう取り戻せないので)、このメガネを試されてから考えても遅くないと思います。
 


国内、海外から多くの客が予約待ちをしていて、検査までには数か月以上待つことがあります。


また、長年コンタクトレンズをしていた人は、「1年間」目を休めないと検査ができないと言われます(私は、コンタクト歴を過小申告して泣き笑い、泣きついて半年にしてもらいました)。


しかし1年でも、2年でも、待つ価値のあるメガネだと思います。

 

 

拙著を読まずとも、とよふくさんメガネの概要はお伝えできたかと思います、店舗に直接お電話してみてください。


もっとくわしく知りたい、という方は、読んでみてください。10ページほど、試し読みができます。