・「リズと青い鳥」

 

期待 ○

没頭 △

結果 △

好感 ○

リピート △

 

 

前半はなんだかもどかしくて見ていられなかった。

 

とても静かに限られた世界の中でシーンが流れていくせいか、眠気を誘われた。

 

なので前半は気づくと目を閉じながら映画を観ていた。でも、それはそれで心地よかったので、寝てしまえばいいやというくらいの気持ちで観ることにした。

 

途中からちょっとずつ変化が見え始めてから、やっと映画に集中し始めた。

 

「第3楽章を通しで」ってところが、ものすごく印象的なシーンだった。

 

基本的にこの映画の話は、女子高の吹奏楽部を舞台にした二人の女の子の心の距離やお互いの関係のバランスだけに焦点を絞って流れていくのだけど、主人公の女の子は寡黙で内向的なので多くを語ってはくれない。ただ、吹奏楽という音楽を通して表現されたこのシーンがすべてを語ってくれる、という感じで伝わってきた。

 

アニメと音楽で語りかけてくるという、こういうシーンの体験は僕にとってはすごく新鮮で感動を覚えたし、好感をもてた。

 

ただ、映画の作品として観るには、個人的にはちょっと物足りなかった。映画全体がひとつのシーンを目一杯広げて薄めたような印象を受けてしまった。でも空気感はとても好きな作品。

 

 

あと、話は変わるのだけど、映画観賞マナーについて。

 

この日は2本続けて映画を観たのだけれど、どちらの上映でも、エンディングでクレジットが流れてる時にスマホの電源入れてる人がいて、あの光がすごく気になった。あれはちょっと反則だと思う。個人的にはエンディング流れてる時に立ち上がって視界を横切られるのも嫌だけど、トイレ我慢できないとか次の予定があるとか仕方ないなって思うけど、スマホの画面の光は「アウト!」でしょ。確実に。完全に作品の余韻を邪魔するものだし、そんなにチェックしなければならないなら、とっとと席を立って会場をあとにするべきだと思う。

 

会場が暗いうちにスマホ画面を光らせるのは、アウト!