・「グレイテスト・ショーマン」

 

期待 ◎

没頭 ○

結果 ○

好感 ◎

リピート △

 

ーーまず、すごく混んでた。

 

 だいたい、どの年代もいたけど、比較的20代くらいの世代や女性が多かった気がする。

 

 率直に思ったのが、マイケル・ジャクソンのミュージックビデオ集を見てる感覚に近かった。

 

 いわば、ミュージカル映画ですな。

 

 最初から最後まで、もう一気に止まることなく流れていったようなスピード感のある映画、という印象を受けた。

 

 僕は、こういうタイプの映画ってあまり観たことはない。なんとなく「ウェストサイド・ストーリー」とか「サウンド・オブ・ミュージック」ってそうかなぁ。まぁ、出だしから爽快にショーが始まった。ミュージカル仕立てで時間軸をサーっと追ってくのは、見入ってしまうし、とても好きだ。

 

 「奇人変人」扱いされて人の目から隠れて生きて来た人たちに、活躍の場を与えて、それぞれが彼らなりのオリジナリティを輝かせていく、という内容には勇気付けられるし希望を感じられる内容だった。

 

 この作品、個人的には、すごくどれをとっても最高だと思う。テーマ、ストーリー、音楽、パフォーマンス。ただ、好みの問題でいうと、もう少し、ミュージカル的要素を少なくした作品として観てみたかった、というのが正直なところ。じっくりセリフとか間とかで追っていきたい所も、たいてい歌と踊りが始まって次々に展開していってしまうので、味わってる暇がない。その代わり、これでもかというくらい、歌と踊りとパフォーマンスで圧倒してどんどん先へと見ているものを連れていってくれる。そう、テーマパークの建物内のアトラクションを乗り物に乗って一周して見てきたようなスピード感と飽きさせない展開、というのが近かった。

 

 なので、そのまま勢いで終わって出口に押し出された感があった。なので、感動してる暇もなかった。個人的には、じっくり味わいたいところと流すところとのメリハリがもう少しあってほしかった。「ここぞ」というところだけミュージカルの要素が入る作品だったら、僕はすごく感動できたと思う。

 

そういう意味で、疲れた。もう少し落ち着いて観たかった。