「御所籠(ごしょかご)」点前
裏千家の茶箱とは?
「茶箱」とは、利休居士の時代から
旅行用・携帯用として使われていた、
抹茶を点てるための最小限の道具一式が
コンパクトに収められている箱のことです。
茶箱を使用したお点前には、
卯の花点前、雪点前、月点前、花点前、
和敬点(わけいだて)、色紙点(しきしだて)の
6種類があります。
今回は「御所籠(ごしょかご)」手前の
お稽古でした。
裏千家14世淡々斎宗匠が
創案された「色紙点(しきしだて)」という
大変雅で格式高い茶箱点前です。
通常の茶箱点前とは異なり、
御所籠専用の道具一式(袋や仕服を含む)が
必要になります。
「喫茶去」の書を掛けました。
「喫茶去(きっさこ)」は、
中国唐時代の禅僧・趙州禅師に由来する禅語で、
「まあ、お茶でも召し上がれ」という意味。
相手の立場や経験(来たことがあるか否か)に
分け隔てなく、平等にお茶を勧める心や、
今この瞬間に集中する姿勢を表す。
日常のひと時を大切にする
「ほっと一息」を促す言葉。
御所籠を使いました。
紐(打ち緒)がついた専用の竹籠です。
重ねられる小ぶりの茶碗(大・小)を
隔て(へだて)で茶碗が傷つかないよう
間に挟み、その中に棗を入れます。
棗(なつめ)は小ぶりの薄茶器で
棗を包む専用の仕服で包みます。
棗を入れた二重の茶碗を、
さらに丸ごと大津袋で包みます。
右端の茶巾箱(ちゃきんばこ)に
濡らした茶巾を入れます。
小さな蓋付きの箱(主に陶磁器や塗物)です。
古帛紗は重ねて左に入れます。
御所籠を上で結びます。
茶巾箱の中身を全て並べた所。
色紙のように並べます。
御所籠の紐は前で結んでいます。
お棗は河太郎の平棗です。
カッパの頭のように凹みがあります。
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