2022年寅年初釜でした~♪ | インテリアデザイナーmasayoのひとり言 京都から世界へ

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世界の一流ホテルを旅するホテルインテリアデザイナー&コーディネーター。スタジオエムデザインアカデミー京都校・神戸校にてテーブルコーディネートスクール(食空間コーディネート教室)を開講。スーパーフレンチフラワーアレンジメント講座他。

2022年寅年初釜でした~♪

台子の設え。
 
蓋置は七福神を使いました。
 
書は寅を書きました。
 
初釜に使われる不思議な形の香合「ぶりぶり香合」
木製金塗地に、高砂の奈良絵風な蒔絵がしてあります。
 (高砂・・・お爺さんとお婆さんが箒と熊手を持った御目出度い意匠)
 (奈良絵・・奈良で製作された肉筆彩色の素人が描いたような絵)
 
「ぶりぶり」とは2つの説があるようで
(1)教育玩具の1つとして、農耕道具を模して子供のオモチャにした。
(2)宮中で大人が遊ぶゲームを子供もやりたがるので、模して子供のオモチャにした。
車が付いていて、引っ張るための紐が先についています。
子供が引っ張ると「ブリブリ・・」と音がしたので、このオモチャの名前は「ぶりぶり」というそうです。
 
お花は松、ツバキの葉、ランを生けました。
 
大きなつばのある透木釜(すきぎかま)を使用。
 
透木釜は、五徳を用いないで風炉または炉に釜を掛けるとき、通風をよくするために風炉または炉と釜との間にすきまをつくるために、風炉または炉の縁に置く拍子木形の木片のことを透木(すきぎ)といい、釜の羽をこの木の上に乗せて釜を支えるところから、透木にあててかける釜のことをいいます。
 
裏千家では、4月に透木釜を使うようですが、今回は電気炭ですので
透木(すきぎ)も使用せず、上に熱が逃げないようにするため使用しました。
 
お詰めは一保堂。茶名は虎昔。
 
鶴屋吉信の「寅の春」。
 
張り子の寅を入れた羊羹。
 
お抹茶用の楽茶碗。茶杓は老松。
 
亡くなったおばさんの寅の茶碗。
 

炉縁は朱色地の松を合わせました。

 

茶入れはお正月らしい茄子型、棗は網目箔ちらしです。

 

華やいだ初釜となりました。

 

 

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