7~8年ぶりにゴールドコーストにある
「パラッツオヴェルサーチ-Palazzo Versace」を
訪れました。
世界的に有名な高級ブランド"ヴェルサーチ"プロデュースによる
世界初のブランドホテルです。
ヴェルサーチの華やかで洗練された世界を
トータルに演出できる場所があったら・・・というコンセプトのもとに
総工費2億ドル(約140億円)をかけて
オーストラリアのゴールドコーストマリーナミラージュに
その姿をあらわしました。
Palazzoとは宮殿を意味します。
テーマはバロック調の優雅さと
ルネサンス後期のネオクラシズム様式だそうです。
あえて自動ドアは使用せず、
ドアマンがゲストのためにオープンするということですが、
ほとんど開けっ放しです。
ロビーの床にはベルサーチのシンボル
メデューサが浮かぶように
イタリアン・テラコッタタイルが敷き詰められています。
まるでイタリアにトリップしたような錯覚を呼び起こします。
7~8年前にオープンしたてに滞在したのですが、
今回訪れて驚いたのがロビー周り。
椅子生地のほとんど張り替えられており
その大半はピンク系が多く
ロビーのインテリアにマッチしていません。
張り替えたのは、はじめに携わっていた
デザイナーではない様に思いました。
ほんとに残念でした。
建築的にはよくメンテナンスされていると感じました。
柱も白色に塗り替えられていました。
また、すべての部屋にプライベート スパが備えられています。
メインの客室となるスーペリアルームは全部で151室。
日本ではあまり紹介されていませんが、
建物はホテルのほかにヴィラと呼ばれる
コンドミニアムも併設されていてどちらも宿泊が可能です。
メインエントランスから見て対角線側にはマリーナと海を望み
その中央にはラグーンが水をたたえて海までの景色を1体化しています。
このラグーンを挟んで左右対称にヴィラがつくられています。
ここでは電化製品の一部(In room telephoneなど)を除き
すべてがベルサーチのデザイン
宿泊客は$3500のヴェルサーチのバスローブに身にまとい、
何気なく置いてある灰皿もヴェルサーチデザイン
もちろん家具、食器、ベッドスプレッドに至るまで
すべてこのホテルのためにデザインされたものです。
確かにきめ細かくデザインされています。
ベルサーチのデザインはデコラティヴのものが多い中
室内はかなり装飾を控えたテイストのものになっています。
床は珍しくパケット張りで清潔感があります。
今後のメンテナンスを注目していきたいと思います。
最近のゴールドコーストは
バブル期多かった日本人の別荘オーナーは影を潜め
今一番多いオーナーはロシア人
次に中国人が買いに来ているようです。
ロシア・中国は世界を席巻していますね。
ヤフーRSSに登録するとブログが更新されるたびに通知が!
あなたにお知らせしてくれる便利な機能です!
◆インテリアデザイン会社・・・株式会社スタジオ・エム
http://www.studiom-jp.com
◆資格取得スクール・・・スタジオ・エム デザインアカデミー
http://www.studiom-jp.com/pc/
◆インテリア雑貨・・・エムコレクション
http://store.yahoo.co.jp/mcollection/