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ひっそりブログ「とりあえず。」

ひっそりやってます。


■えー、大分県別府市の二幸荘ってご存知ですか? 日本で唯一扮装して宴会ができるという一風変わった旅館です。5月に武者行列に一緒に出たお友達の誘いを受けて、運転手を兼ねて行って参りました。今度はアメリカから来た女の子も一緒です。

■元々女郎宿だった建物をほぼそのまま使っている宿なんですが…アメニティはともかくとして、扮装は楽しかったです。コスチュームの種類もたくさん(200種類以上)あって、どうしようかと迷いました…。同行者の日本人×1、アメリカ人×1は二人とも花魁の扮装をチョイス。空気の読めない私は「光源氏」! 多分、狩衣か直衣が着られるだろうと思ってのことでしたが…出てきたのはなんと「束帯」。正装じゃないですか…!!


「とりあえず。」

■で、着付けしてもらいました。正式な着付けではありません(布をとめるのに、安全ピンを使ったり…)が、メイク、着付け時間はそれぞれ10分くらい。とりあえず、おとなしく笏を持って「おじゃる丸」状態。顔のパーツが小さいので、なんだか古い雛人形みたいです…。


「とりあえず。」

■「檜扇もありますよ!」と出してもらったので…。


「とりあえず。」

■自前の漆塗りの笛を構えて写りました。「光の君」というよりも、出仕を終えて屋敷に帰る途中で寄り道して笛を吹く「源 博雅」風味。この後にきっと鬼に遭ったりするんだろうなぁ…というスキがありすぎるゆるゆるな感じで…。

■他の集団も何組か泊まってましたが、若い女の子ばかりのグループが、撮影してもらってる私を見て「うそ! かっこいい…!」「見て…!かっこいい…!」「それ、何の扮装なんですか!?」ときゃあきゃあ騒いでいたので、「光源氏なんだけど、どっちかと言うと、陰陽師の安倍晴明みたいでしょ?」と手刀を向けてあげました。とりあえず、ウケた。アメリカから来た女の子は、「ソレ、何ノcostume?」…。「これは、ヘイアンジダイのImperial Courtに仕えていた男性のユニフォームだよ。」と答えてあげました。


「とりあえず。」

■花魁二人とスペシャルゲストを交えて…。以前一緒に働いていた上司のお宅が近所らしく、電話をすると「扮装が見たい!」と現場まで会いにきてくれました。

■アメリカから来た女の子も扮装に大満足。「マタ、ヤリタイ! 次ハ、ジュウニヒトエ!」…というから、多分また来ることになると思います(笑)。豪華な衣装に袖を通すと言うのはなかなか楽しい♪ 貴重な経験をいたしましたです。

■人事異動の季節です。その女性Sちゃんは、同じ職場で向かいの席。元気で仕事がよくできる人です。その人の仕事はコンテンツの企画と作成。並んで座っているデザイナーさんと一緒に、日本語が通じない且つ甚だしくデキの悪い上司に足を引っ張られながらも納期は絶対に守る、手堅い仕事をする人。連携して仕事をする私もとても助けられていました。仕事以外のこともエネルギッシュに取り組む姿勢に職場の人間の信頼も厚く、実に貴重な人材でした。

■既に熟練の域に達しているその人が転勤することが決まり、我らの仕事へのダメージは計り知れない物があるけれど、誰よりもダメージが大きいのは一緒に働いているデザイナーさん。ここ数日ずっと、何となく一日中涙目でいる状態。ずっとずっと、デキの悪すぎる上司に足を引っ張られながらも、二人三脚だったもんねぇ…。

■身内だけの送別会をこっそり行いました。気心の知れた仲間だけの楽しい呑み会でした。シメの乾杯の前に「ヌケガケしちゃいますけど、これは私から…。」とデザイナーさんが餞別の品をSちゃんに渡します。「うわー…ありがとう…!!」と受け取ったSちゃん、早速開封。そして号泣…。

■中身はTシャツとエコバッグでした。ただし、Sちゃんとデザイナーさんがここ数年で、デキの悪すぎる上司(←何度書いても足りないくらい(憤怒))に足を引っ張られながらも生み出してきたコンテンツのキャラクター達が一面にプリントされた、世界で一枚のオリジナル・Tシャツとエコバッグ。紛うことなく二人の努力の結晶です。これはすごい爆弾だ…。「ありがとね…ありがとね…」と、Sちゃん。「ヌケガケしちゃってすみません。」と涙を拭きながらデザイナーさん。「いや、このプレゼントはあなたにしか作れないよ。」。

■……なんか、見たことのある風景だな……。……っちゅーか、そのままじゃん……。今も昔も、ちょっと絵心のある人間は惜別に際し、オリジナルでこういうもの作って渡したくなる物なんですよ。憶えててほしいからね…。忘れ去られてしまうことほど淋しいことってないですから…。そして、こういう別れは決まって唐突に決まり、知らされることが常なので、その人に会える最後の日までの僅かな時間の中で大苦戦するのがお約束。疲れ果てちゃうんだけれど、やむなく睡眠時間平気でがんがん削ったりするんですよね…。更に、何故かちゃんと完成しちゃって、手渡すと泣かれるor泣かれそうになるものです。とにかく、頭の中がそのことで一杯になってしまって、その中で自分にできることを探して、心に残る、思い出してもらえるオリジナルの物を造ろうと思うんですよ…。

■デザイナーさんもきっとあの時の私と似たような思いでいるんだろな…。ダメージ…結構続くからなぁ…本当、しばらくって言葉では済まされないくらい後を引くし…苦しんだり痛かったいする時間って、妙に長く感じてしまう物ですしね…自分で忘れたと思っていても否が応でも思い出させられることもあるし…。

■やがて、「死んでしまったわけじゃない、この後も元気に活躍してる」って実感できると、痛手はかなり軽減されるんですが…それに気づくまでは、しばらく時間がかかりそうだわ…。しかし、こういうのを乗り越えると、大概のつらいことや苦しいことには動じなくなるもんです。鉄が打たれて強くなるように…。静かに、密かに、見守ろうと思います。行く方も、残る方もがんばらなきゃね。


■沖縄に「また」行ってきました。此度も観光ではありません。梅雨明け直前の大雨に見舞われはしたけれど、楽しかった! ♪めでーたーいー めーでーたーいー めぇでーたーいー…♪


「とりあえず。」


■昼食で行ったお店のおススメメニュー…。ゆしどうふはわかるけれど、他の言葉が…。うちなーぐちは難しい…。


「とりあえず。」


「とりあえず。」


■またもや空き時間にちょっと街歩き。今度はデジカメ持って行ったから、ちゃんと写真に撮ってきた燃えるようなホウオウボクと果実のようにみずみずしいゴールデンシャワー。街路樹として普通に植えてあるのがすごいなぁ…。他にもキョウチクトウやプルメリアが咲いていました。南国の花ってハイビスカスだけじゃないのよねぇ…。


「とりあえず。」

■念願の「琉球戦隊オドルンジャー」と「ヤエヤマン」のTシャツをゲット! こういうよくできていてマニアックなパロディの意匠は大好きです。オドルンジャーは子どもサイズしかないので姪っ子たちへのプレゼントに。フロントは怪人チョンダラー、バックプリントでオドルンジャーのロゴとシルエットっていう秀逸なデザイン。うふでーく、しめでーく、ぱーらんく、と、エイサーに使う太鼓がちゃんとわかります。ヤエヤマンはもちろん自分で着ます(断言)。アンガマの面をモチーフに、カラータイマーに印された「ヤ」の文字まで、スキのないデザイン。欲しかったんだ、コレ♪

■夕食は先週行った所と同じ店に迷わず行きました。「ハイパーおかみさん」は、私らの顔をしっかり覚えていてくれて、先週来た後一旦内地に戻ってまた来たということに驚いていらっしゃいました。内地からのリピーターが余程嬉しかったのか、サービス満点! 頼んだメニューのほかに、パパイヤイリチー、クブイリチーをサービスで出してくれました。激ウマのナーベランブシーももちろんオーダー。美味しい料理とお酒(オリオンビール、泡盛「ぶながや」、泡盛「請福自然水仕込」)をたっぷり堪能して満足…。

■翌日のお昼は牧志公設市場の2階でタコライス。追加でてびちも食べました。1階の市場の魚屋さんの店先に、食用として30センチオーバーの見事なイシガキフグが…。うーーーん…こっちの方は、ハリセンボンとかのちょっと愛嬌のあるフグ系の魚をアバサーって言って食用にするんだよね…。アバサー汁って美味しいけどさ、よく行く下関市立水族館海響館では、メイン・コンテンツとして展示してありますよ、アバサー類。所変われば…というヤツですね。

■市場周辺をぷらぷら歩いていて、いい物を見つけました。バンダナ帽子。敢えて「頭巾」と呼びたい気分。私らのように無駄に髪が長く量が多い者にとっては、かなりのお役立ちグッズ。普段家ではアタマに手ぬぐいかぶってるんですが、結び目がごりごりしない分、頭巾の方が使い勝手がいいです。お値段は、シルクの物が2000~3000円、綿プリントや綿無地の物はなんと350円。思わずまとめ買い。普段使いはもちろんのこと、今後武者行列に出るときは、コレかぶって行こう♪

■というわけでー、楽しい旅行でした。また行くぞ、沖縄!