ひっそりブログ「とりあえず。」 -153ページ目

ひっそりブログ「とりあえず。」

ひっそりやってます。


■文房具話。昼休みのお弁当仲間、Tさん。小柄で細くて私よりもかなり年上だけど、物腰柔らかく色白美人で、本当に可愛いおしゃれなお姉さん。いつものように昼食を摂った後、おしゃべりの合間を縫って手帳とペンを取り出した姿が視界の端にちらりと映る…あれ、今日持ってるペンはいつもと違うなぁ…?? いいペン持ってるなぁ…。ノックじゃなくてツイストで芯を繰り出してる…そういうペンにしてはやや細身スタイル、鈍い赤にゴールドのプレート、そして、平たい天冠部分に白い六芒星のマーク…!?

■「いいペンをお持ちですねぇ…!!」
「へ? いいペンなんですか? とても使いやすいし、今日は机のペン持ってくるの忘れちゃって…もう6年くらい使ってるんですけど…」
「そのマーク、モンブランのマークですよ。」
「もんぶらん…????」
「ほらー、ここに刻印してあるでしょ。ドイツの高級筆記具メーカーですよ。私のような悪筆は恐れ多くて手が出ませんが…。多分、それ、一生モンですよ。」

■ここで外野その1が口を挟む。「それってお高いペンなんですか?」
「んー、多分高いと思う。万単位だと思うよ。」
「えーーーっ!? そんなにするんですか!?」
「これ、戴き物で…書きやすいからちゃんとしたものを書くときにはこれを使ってるんですけど…。」
「いい使い方ですねぇ…。手紙とか、サインとか、大事なシーンには自分のお気に入りのペンで書きたいってときがありますよね! 私もそういうペン、こっそり持ってますよ!」
「あ、やっぱり!? 差し出されるペンよりも自分のペンで書きたいですよね!」
「うんうん…うんうん…。」
「出かけてる時とかに書き物するとき、バッグ開いて1本しか入れられないケースの中から自分のペンを取り出して書くのがなんかかっこいいような気がして…ね?」
「そうそう。また、カチっってノックするんじゃなくてツイスト式なのがいいんですよ。その瞬間の一瞬の静かな緊張が…。」
「インク、どれくらい持つ物なんですかね? 戴いてから一回も交換してないんですけど…」
「このテのペンのインクは大容量ですからねぇ、結構長持ちしますよ。」
「開け方もわからないんですけど…」
「これは、こことここを持って、ぐりっと捻ると…」
「開いた! LUCIさん、すごーい!」
「もしも今書いている字が少し太いとか思っているんだったら、ここに書いてあるアルファベットが“M”だからですよ。」

■ここでまた外野その1が騒ぐ。「ペンの芯にもS、M、Lがあるんですか?」
「……いや、似たようなもんだけど、ざっくり言うと細い方からEF、F、M、Bってなってるよ。EFはエクストラ・ファインで極細、Fはファインで細字、Mはミディアムで中字、Bはボールドで太字のことね。洋物のペンはデフォルトでMが入ってることが多いかな。アルファベットって画数少ないし、漢字みたいにちまちま書き込まなくていいでしょ。」
「そうなんですね!でも、全然普通に使いやすいです。」
「レフィルは大きな文具店に行けば売ってますよ。1本1000円くらいかな。」

■興味津々の外野その1、「たっかーーーーい!!」。
「んーー…どうなんだろうね? 6年前にもらって一度もレフィル交換せずに今日まで来てるって、却って安く上がってるんじゃないかなって思うけど…。いいものを大切に使い続けてるっていう誇りも持てるよね。Tさん、レフィル使い切って書けなくなったからって、本体ごとゴミ箱にポイなんてしたら、私、拾いに行きますからね!」
「絶対そんなことしません! でも、このペンって…戴いたときには普通に“ありがとうございます”って言っただけなんですよね…そんなにいい物だったなんて知らなくて…。」
「Tさんはその人にとって大切な人だったんですね、きっと…。」
「もっとしっかりお礼を言っておけばよかった…。」
「…浅ましい話だけど、定価知りたいですか? 私、多分探せると思いますよ。」
「えー! じゃあ教えてください!!」

■天下のモンブラン、正体はたちまちの内に判明しました。口頭で言うのもなんだから、Tさんのペンの銘柄と価格を書いた小さなメモを、そっと手渡しました。Tさんはメモを受け取ると、空いた手で口を塞ぎ、目をまん丸く見開いて、しばし硬直。
「これ…本当ですか?」
「本当ですよ。」
「うわー…、どうしよう!? うわー…!!」
それまで黙っていた外野その2がぽつりと口を開く。
「やっぱり、いい物って、わかる人にはわかるんですねぇ…。」
「うん、自分、文房具好きだから余計にね…。あの白い雪の結晶マークは、葵の御紋に匹敵するって思ってますから。」

■微妙に話しに入って来れない外野その1、半分つまらなそうに「LUCIさんもぉ、いいペン持ってるんですかぁ?」
「持ってるよー…。」
「見たい! 見せてください!」
「モンブランほどじゃないけど、これ…。」
……胸ポケから取り出しましたるペンは、ボールペンの書き味に定評があるスイスのC社製。真鍮ベースシルバープレート&プラチナコーティング仕上げのボディ、鏤められた62粒のスワロフスキーが描き出す冬の夜空…こだわりの限定版、専用のベロアポーチ付きっていうワザモノ。第1章、第2章は見送ったけれど、第3章はどうしても手に入れたかった。ウチの新顔だよっ♪ まいったかっ♪♪

■「…………でもぉ、こういうのってぇ、使うのもったいなくないですかぁ?」
「別に。使ってこそのツールだし。」
「使ってみると、いいものはいいですよね! お話聞いてなおさら大切にできそう。よかったー…ありがとうございました!」
「こちらこそ。眼福でした。ありがとうございました!」

■外野その1の「でもぉ、私、字書かないしぃ…」が、やけに空元気を含んでいるように響いた昼下がり、いつも大人しいTさんの素敵なこだわりを垣間見られたのが嬉しく思えました。

■なんとなく俯きたくなるのが毎年恒例になっている2月。もがいたってしょうがない。ぼちぼちいきますよ、ぼちぼちね。

■日曜朝の特撮話。1月27日「キバ」放映スタート、2月17日「ゴーオンジャー」放映スタートとなりましたね。どっちもきっちり見てます。キバ、私にはちょっと難しいかな? ドラマ部分の現在と22年前を行き来する展開、慣れるまで少し時間がかかりました。渡くんが戦うための動機づけとかがもう少し明確にわかると嬉しいなぁ…。だから、変身のシーンを挟んでも、自分の中でまだ「渡」と「キバ」が結びついていないような気がして…。なぜファンガイアが出たら「ブラディ・ローズ」が鳴動するのかとかもまだ語られてないですよね。電王の時なんかは結構早い時期に良ちゃんの「何だかよくわからないけれど、やらなきゃいけないことはわかった気がするよ」ってセリフで、物語が転がるための初速度を得たなぁと思ったんだけど、それがまだ感じられないです。それとせっかく可愛いキバットバットIII世が引っ込みすぎ。もう少し前に出てきてほしい。今の所単なるマスコットor変身道具の立場なのがちょっと…。今後2人目のライダーやキバ自身のフォームチェンジを絡めてどういう風に物語が加速するのか、見守りたいと思います。キャッスルドラン(体はともかく顔は美形のドラゴンだわ)の中にいる三人が気になるのよねぇ…、すごく気になる…ガルルさんカッコイイし。バトルシーンはスピード感があって好きです! キバ本体のデザインは嫌いじゃないし、どっかアメコミくさい雰囲気も好き。ベルトのフエッスルがもう少し重厚な造りであったら、ベルト買ってたかも…。体に銀色のチェーンのモチーフが多用されているし、魔皇石という名のカラーストーンが嵌まっているパーツもあるみたいだし…大人ファン向けに、シルバーアクセサリーとか出たりするのかな、やっぱり…?

■ゴーオンジャー…第1回目の放送を観ただけですが…あれ…?何だこのスピード感…?…なんか楽しいぞ…!? 古き良き時代の戦隊物の匂いがする、すごーくする…。テーマソングからして、同じ自動車ネタの「か・ぜ・もー ふーるえーるー へあぴんかーあーぶー♪ こわーいものなど ごーぉごーぉごおー♪」の曲に聞こえます(ちょっと古すぎなきらいもあるけれど、その辺のオマージュもアリなのかな?)。ピザ屋の緑とワケわかんない黒がまだ仲間になっていないようですが、二人とも結構キャラクターが濃い様子のでどういう風に絡んでくるのか楽しみです。黄色の女の子可愛いし、楽しめそう。敵役も楽しいですね。「産業革命ーーーーっ!!」にお腹抱えて笑いました。ケガレシアさんがセクシー系なのに「おじゃる口調」なのが気に入った! ただ、ヒーロー側が戦い終わった後にヘルメットをすぽんと脱ぐシーンには驚いた。これって、遊園地とかイベントとかのヒーロー・ショーでも再現するのかなぁ? ちょっと見てみたい。

■ところで、電王、劇場版第2弾が決まっちゃいましたね。「いつか、未来で…!」って、4月12日かよ。こんなに近い未来だとは思っておりませんでした。やっぱりか…。美味しい商材だもんねぇ、簡単には手放さんだろうし、いろんな物が出てくるんだろうなぁとは思ってたけれど、こんなに早くにとは驚きました。できればもう少し最終回の余韻を探して、探しあぐねて淋しくなった所にどかんとお見舞いしてほしいって気がするよ。本来Vシネマとして出るはずのコンテンツが劇場公開にアップグレードした…と言うことは、それだけDVDの発売が延び、その間にもいろいろコンテンツが繰り出せるってことかな? 書籍類、関連グッズ類、劇場版2サントラ、オリジナルテーマソングなどなど…大変だぁ…! でもその分淋しくないからいいか。内容は「刑事モノ」らしいですね。…いいでしょう、全力で釣られ、踊らされてあげましょう。観に行きますよ、当然。

■週末、まっ昼間に不審者が出たらしい。職場のすぐ近くの裏通り、昼間とはいえ大寒過ぎの極寒の中、下半身に着衣の無い状態で、ウチの会社の契約社員の女性を追いかけたそうである。「この寒いのに…ヒマなヤツがいるもんだねぇ…。」「カッコ悪ぅ…怖いを通り越して滑稽だよね…。」「啓蟄にはまだ早いっちゅーのにどっから湧いて来たのかねぇ…?」女性の反応は一様にそんな感じでした。

■残念ながら不審者本人捕獲には至らなかったものの、警察に通報はもちろんのこと、当日の内に終業時のミーティングで注意を怠らないよう全館に周知。「女性の皆さんは特に注意してください!」とお達しがあり、「とにかく逃げてください。そして110通報を!」と、飽くまでも消極的な対処方法を推奨されました。

■その日の夜の呑み会で、不審者くん絡みの話が出ました。「痴漢、不審者、変質者の類にリアルで遭った事があるか?」から始まって対処法などなど。

■「でも、“ああいう人たち”って、逃げたら追っかけてきそうじゃないですか? おもしろがって…。」
「まぁ、無反応が一番堪えるって言うけどねぇ…。…私、夜道で痴漢に遭ったとき、カバンでぶったたいて追いかけたことあるよ。スカート引っ張られて肩掴まれてどうしようかと思ったけれど反撃した。」
「えっ!? 捕まえたんですか!?」
「込み入った住宅地に逃げ込まれちゃってさぁ…ヒール履いてて走れなかったから取り逃がしたけれど、その後ちゃんと最寄の派出所に通報もしたよ。」
「えー…すごーい…今遭ってもタタカいます?」
「んー…タタカうかもねー…武器になりやすいもの、大概いつも持ってるし…」
「何を持ってるんですか!?」
「んー…アルミボディのボールペンとか…柔らかい所突かれると痛いよ、コレ(※そんな風に使ってはいけません)。あと、キーなんかも指の間から出した状態でパンチするとすげぇ痛いらしいし…(※そんな風に使ってはいけません)。」
「はぁ…」
「いつも持ってる髪飾りとかは武器になるよー、金属製だし…脚の長い櫛なんて、握り方によっては○ーパー・○キクローだし。変身はできんが引っかくとかなりのダメージ与えられると思うんだけど…。あと、カンザシなんてそのまま…ねぇ…(※そんな風に使ってはいけません)。」
「…」
「笛とかもねー…竹のはもったいないから使わないけれど、プラスティック管だったら容赦なく振り下ろして大丈夫だと思う。硬いし丈夫だし(※そんな風に使ってはいけません)。使用しなくてもさ、袋に入れて持ってるだけで刀に見間違えられるんだから、袋ごと利き手に握って身構えるだけでもハッタリかませそうじゃん♪」
「…わかった、もう心配しません…。」

■もうお分かりですね?いろいろ武器になりそうな物を持って歩いているのは私。呆れて聞いてたのは実にお嬢様育ちの職場の人です。週が明けて出勤すると呑み会での痴漢話は、呑み会の場に居合わせた電王ファンのせいで「LUCIFER(太白堂)は、今度不審者に遭遇したら“電車斬り”で倒すらしい」ということになっていました。……電車斬りかぁ……俺の必殺技・特別編かダイナミック・チョップ・生がいいなぁ…。デンライダー・キックやワイルド・ショットはムリだけど…。

■結論:(普通の)女性の皆さん、痴漢に遭ったら、できるだけ反応しないまま、何事も無かったように逃げるが勝ちだと思います。そして、犯罪者を泳がせちゃいけません。一刻も早く通報を。世知辛い昨今、自分の身はできるだけ自分で護らないと…ね。