■インフルエンザ。自分が勤めているビル内の別フロアで濃厚接触者が出たため、全フロア対象で消毒用アルコールが配備されました。部屋への出入りの際には、手にプシュッとやってくれということらしいです。
■微妙に問題点あり。その1。普通こういうのって、シャンプーボトルみたいなプッシュ式のディスペンサーだよね? それが、配備されたのはバスマジックリンみたいなトリガー式のスプレーボトルなんですよ…微妙に違わない…? ボトルそのものにあんまり触れないようにした方がいいと思うんだけどな…。でも全社的に配備されたのがこれだったらしい。
■問題点その2。ウチの部屋の入り口に配備された一瓶だけは、他のところのとは違っていました。他のところに配備されたのは、青いトリガーのもの、ウチのだけは赤いトリガーのものです。
■赤いトリガー、一応手にプシュッとやってから、擦り込んでみる…言ってみれば「さっぱりタイプ」な感触。微妙にぴりぴりする。「トリガーが赤い…効き目も3倍早いのかしら?」…何気なく、ラベルの使用用途と成分表示を確認。えーと…シンク、包丁、まな板、食器、調理器具、ゴム手袋等の殺菌に…………………んー……………どこにも直接ヒトに使用していいって書いてないのが気になるな…。それに青のに比べてアルコールの含有率が高くないか、これ……?
■ボトルの正面側のラベルを確認……うそ……………………やられました、「キッチン用」と書いてある。っちゅーか誰だよ、こんな物配備したやつ……(怒)!? ウチらは台所用品かい?
■まずは自部門の担当者に抗議してみる。
「番頭さん!(マジ番頭ではありませんが、あまりにも番頭さんオーラを大放出している人なので、こう呼んでいます) あの消毒用のアルコール、本当に大丈夫ですか?」
「なんで?」
「ラベル確認しました? キッチン用って書いてありますけど、人体に使って大丈夫な物なんですよね?」
「はぁ…!? あれ、本社から送ってきたんを配備したんやけど…。」
「でも、キッチン用って書いてあるし、成分も他の所のとは違ってますよ? 直接人に使っていいってどこにも書いてないんですけど…。」
「まじで? ちょっと待って、見てみる!」
■番頭さんは一旦ばたばたとドアの向こうに消え、1分も経たない内にひきつった笑いを浮かべて戻ってきました。手にはしっかり赤いトリガーのボトルをぶら下げて。
■「よう気がついたねぇ…確かにキッチン用のやった。道理でなぁ、俺も手がぴりぴりするなぁて思うとったんよ…。」…って、気づけよそこで…。
■赤いトリガーのボトルは即座に回収され、本社へ返送するため梱包。変わって青いトリガーのボトルが配備されました。ストック分があったらしいです。そして、番頭さんはこのアルコールを送ってきた本社の担当部署に厳重注意、「こういう間違い、失礼だと思いませんか?」と鬼の首を取った様に。「自分も気づいてなかったじゃん…」と声には出さずに突っ込みましたとさ。
■ぴりぴりしないアルコールのおかげか、自分のフロアの人間は、自分を含めてみんな元気です。