■おもしろい体験をしました。予想外でした。法事絡みのことだけれど。
■昨年の霜月の下旬に親類が亡くなりました。今日が「百か日」。何だかんだで法事には皆勤賞なので、本日もお参りをさせていただいたんですが…。
■病気で亡くなった故人が生前に「○○(LUCI本名)は、よくしてくれた。世話になった。だから自分が亡くなったら、○○にはよくしてやってくれ。」と言い残していたらしくて…(そんなすごいこと何もしてないのに…)、それで、七七日の時に満中陰志として某ブランド物のマフラーと帽子を、ご遺族の方が用意してくれていたらしいのですが…それが忽然と消えた。紺色の包みだったらしいんだけれど、ウチに持って帰った物の中にも、その日の法事に集まった人たちに全員確認してくれたらしいけれど、誰の包みの中にも入ってなかった…ということで、「ごめんねぇ…あんなに故人から言われていたのに…」とご遺族から謝られたんですが、「いいよいいよ、私感謝されるようなこと何もしてないし、お気持ちだけで嬉しいしから、ほんと、お気遣いなく。」と、「帽子とマフラー消失事件」はそれで終わったつもりでした。それが去年の年末。
■そして、今日お参りに行ったら、喪家の人に「こないだはごめんねぇ。お数珠のいいのを買ってきたけん、もらってね。今日和尚さんに一緒にお経上げてもらうけん。」と言われました。「もう、そんな気を遣わんでくださいって言ったのにぃ…。」と笑って済ませようとして……「和尚さんにお経を上げてもらう…??? なんだそれ? なんかイベントですか…!?」
■程なくして法事が始まりました。檀家寺のお坊さんがお仏壇の前に座って、おりんの音、念仏の声に続いて「じゃぁ、お数珠の方を先にやりましょう。お名前は?」……は……? 私が答えるより早く親類が私の名前を答えました。「お数珠を差し上げる理由は?」……へ……? これも親類が答えました。「一応ちゃんと、誰に何のために渡すのかわかっていないとですね…」とお坊さん。なんか…すごいことになってきた…。
■で、お坊さんが般若心経を連続3回唱え、数珠を香の煙にくぐらせ、なにやらごそごそ儀式めいたことをやっています。参列者は坊さんの背中しか見えないから詳細は不明ですが、法事皆勤賞の私はわかった。数珠の上に空書で梵字か何かを書いている…(丁度シンケンジャーがショドウフォンで、エンブレムの上に「大」とか書く、あんな感じ)。うわー…何か密教っぽい…(※密教のお寺のお坊さんじゃありません)。そして「本日ー、◇◇(故人名)ー、○○(LUCI本名)にー、念珠をー授くー…」とかの宣言の様な口上の様なものが織り込み済みのお経を聞きました。何か不思議な気分。
■その後引き続き、故人の法要を営んで閉式。モヂカラが籠められた(笑)お数珠を手渡していただきました。で、お茶とお菓子をいただきながらお坊さんとお話させていただいたんですが…「あなたは、とってもパワーを持っていらっしゃる。でも、それが方向を誤って暴走したり、何かの弾みで折れてしまったりしたら、自分に返ってくるダメージは途轍もなく大きい。そんな時にはこのお数珠が護ってくれるでしょう。」……と言われました。なんか…あまり日常で耳にすること無いよね、こういうセリフ…。どう反応していい物やらわからなかったけれど、とても嬉しかったし有難く思ったので、ご遺族の方々と坊さんに丁寧にお礼を言いました。いやぁ…すごい体験だ。
■授かったお数珠はこれ。本水晶で朱鷺色の絹房が付き、同色の袱紗までいただいてしまって…。思いや祈りが込められたものすごい「パワーアイテム」。一生大事にします。
■そんでね、このお坊さんが住職を勤めるお寺って言うのが…↓
■………ここって、結構有名な平家寺です。ちょっと詳しい人なら誰でも知っているんじゃないかっていうような所だし、2005年大河ドラマ「義経」の時に、義経紀行でもしっかり取り上げられていました(未確認だけれど、36話辺り)。実は四十九日の時に納骨にも参加していて、初めてこのお寺の本堂に入れていただいたんですが…須弥壇の前にあるんですよ、平家一門の皆様のお名前が書かれたお位牌が…。その時はど緊張したけれど、とても嬉しかったりしたわけですが…。いやぁ…今になってこういうことがあるとは…(※くどいようですが、私は平家贔屓ですっ!!!!)。
■特に信心深い訳ではない(どちらかと言うとバチアタリなほうかもしれない)んですが、なんか…感じざるを得ないなぁって…。
■……まぁ、こんな素敵な物をいただいてしまったし…今年の計画に「挨拶参り」って言うのがあるんですよ。故人の病気が発覚してから、あちこちのお寺や神社に行った時に、ちょこっとだけ病気平癒を祈願し、ぴんと来たものがあれば、お守りを授かって帰り、故人となった人にお渡ししていたんで、…今度は「亡くなってしまいましたが、手術後の生存率が低い病気にもかかわらず、5年も命を永らえられました。ありがとうございました。」って報告とお礼をしたい…。その時は、このお数珠を必ず連れて行きます。

