■「西国の海は平家の楽土…
九郎判官…そなたに渡してなるものか…
一人残らず波の底へ引きずり込まぁぁん…」
あな嬉しや…信じてお待ち申し上げた甲斐がございました…想像図とは違っておりましたが、やはりお出ましくださいましたねぇ…亡霊・中納言“阿部”知盛様…ここしばらくの日曜日はこればかりを心待ちに過ごしておりました…大きなお体…射るように強い御眼差し…見事に怖さ炸裂のお姿ではございましたが、演者の見目形があまりに整うておりますれば、ついでにあやかしにあるまじき過剰な色気大放出であらせられますれば、亡霊のお姿なれど、大層美丈夫に仕上がっておいででございましたねぇ…荒れ狂う波の上に陰火を従え、具足を纏った身の丈六尺を超える美形もののふの亡霊…まっことうっとりいたしまする(←人外の者が大好き)…所詮○HKのCG、ショボいのは覚悟しておりましたが、そのショボさを補って余りある美丈夫ぶり…願わくは今少し長く拝見しとうございました…大物浦だけとは言わず、少し足をお伸ばしてあそばして早鞆瀬戸、赤間ヶ関、果ては玄界灘辺りの西国の海にお出ましいただけますならば、万難を排して是非にもお目にかかりに参りますものを…しばしば船に乗る機会がござりまする故、雨風の強い日には、舳先辺りに長刀構えて佇まれてはおられまいか、未だ大将の重責を負い己を責めてはおられまいかと気を揉みつつお姿を探してしまうやもしれませぬ…これで年末の総集編を除き、出番は終了となったはず…はぁ…sigh…ともあれ、心より労いの言葉をお贈りいたしとうございまする…大変お疲れ様でございました…身長189cmに高烏帽子を着け、全長220cmになりながら狭いお屋敷のセットの中を歩き回ることも、重い鎧を身に着けての立ち回り、炎天下の海の面でのロケも、完成した番組を観るだけの者には量り及ばぬご苦労がおありであったことと存じまする…その御働きのあってこそ、ご登場の度に画面の前にて、知盛コールを送りたくなるほどに胸躍らせて拝見しておりました…たとえそれが悲しくもお見事な入水の瞬間であっても、恐ろしげな亡霊のお姿だとしても…それ故今正に中納言殿の仰せられた「見るべきものは見つ」の心地を味おうておりまする…これより後は総集編の放映とDVD完全版の発売(予約済)を楽しみに、美丈夫なお姿と強い御眼差しを心に留めて、生きて参りまする…あああああ(嘆)…落髪して(してないけど)尼になった気分だ…お墓(@甲宗八幡)参りに行ってこよう…。