素人簡単!商品撮影 写真塾 -7ページ目

クロムエクセルを鞄の型にしてゆく過程

革漉き屋さんに外注

手作りで鞄を作り始めましたが、さっそく切り出したパーツを外注加工しました。




スタジオから程近いところに、台東区の鳥越っていう住所のところがあるのですが、
そこは革漉所が密集しています。

もちろん俺みたいな素人が頼むような細かい仕事をする店じゃなくて、
メーカーさんのパーツを大量に漉くのが本来の業務の職人さんです。

ただ、メーカーもパーツの加工は外注してるんだから、俺も外注したほうがクオリティーあがるよね?
って思って、思い切って外注してみました。

革関係に限らず、職人さんって怖い感じがして、素人が遊び半分で仕事を頼みに行っても

「おととい来やがれ!」って追い返されるか、

「小口は受け付けてません」って言われそうで、そうとう躊躇しましたが、
インターネットでやってくれそうなところを探してみたら、
岡崎革漉所 さんがやってくれそうだったので、
さっそく電話してました。

朝イチで電話して、今から持って行きたいと言うと、快く引き受けてくました。

漉きの職人さんだから、指定通りの厚さに漉いてくれるだけだと思ったのですが、
設計を丹念にきいてくれて、

「だったら、ここはコンマ8ミリで漉いた方がいい」
とか
「ここからここは2ミリで漉いた方がいい」

大変細かくアドバイスいただけました。

全体の厚さをベタ漉きで整えてもらっている風景です。




このベタ漉きの機械の幅が広ければ広いほど、大きなパーツを扱えます。

今回製作する鞄の最大幅が30センチを越えているので、
40センチの幅が扱える革漉所を探さなければならなかったので、岡崎さんのところは
その意味でもフィットしていました。

各パーツの厚みも全部同じ厚さではなく、
ポケットになるパーツやマチと、それぞれ適切であろう厚みに整えてもらいました。

そのあとは、縫う部分コバ漉きをお願いするのですが、そこからはお預かり
ということで、革パーツを預けてこの日は製作終了。

革以外のパーツも続々と届いてます

だいたい時を同じくして、続々と通販で買ったパーツ達が届き始めます。




これは肩ひもと鞄のふたを止めるためのベルト?
注文するときは、バーバリーテープっていうワードで検索してました。

それに、黒い留め具。

コレの名前がわからなくて、
「パッチン留め」とか今思うと無謀な検索をしてましたが、

正しくは

「差し込みバックル」

これがわかってからは、
サクサクと自分の理想に近いバックルが手に入りました。

ちょろちょろと通販のパーツが届く毎に作業を都度開始するので、
やったことないけど、ディアゴスティーニみたいです。

「初回は290円!」

とかで、いきなり半裁のクロムエクセルが送られて来たら良いんだけどね…

この段階では革がまだ仕上がってないので、
届いたバーバリーテープを寸法どおりに切ってバックルにつけてみました。

クロムエクセルでいよいよ鞄の製作開始!

パーツの切り出し

解体した鞄から、100均で買って来た厚紙を使って丁寧に型紙を作りました。

使ってた鞄の解体パーツから型紙をとると、どうしても左右がシンメトリーにならないので、
どちらかというと良い方を基準に、中央で半分に折って完全シンメトリーを目指しました。

型紙の製作シーンは撮ってませんが、まぁ想像つくよね。

で、作った型紙からパーツを切り出してみました。




ちらっと写ってる白い紙がマチの部分の型紙。

無理に大きな一枚パーツを作ろうとしないで、半分だけ作って
反対側も同じ型紙で中央から反転させれば
極めてシンメトリーに近づくと思ってそうしてみました。

結果、それが良かったのかも。

結構良い感じにパーツが切り出せました。

切り出しには、オルファの別断ちを使用。

素人には包丁は壁が高すぎるね。
研がなきゃ切れない包丁は、研ぎの技術も要求されるので
諦めました。
オルファなら切れなくなったら、新しい刃に変えれば新品状態にもどるからね。

で、パーツが切り出せました。



長いのがマチ
達磨みたいな形のが後ろ胴からかぶせのフタまで
あと三枚は前胴と前後のポケット部分

こんなもんだけど、作れるのか不安いっぱい!ドキドキしてます。



一応仮組してみた

切り出したパーツを、完成イメージになる様に重ねてみました。




ま、こんな感じになるね。

縫えんのか?

とりあえずクロムエクセルの元厚が2.4mm位。
厚すぎるってことはないだろうけど、縫い代の部分は漉かないと縫うの苦労しそう。

今回ばかりは本気で作るって決めたんだから、時間かかっても、面倒でも
漉き屋さんに持ち込んで金かけて高い品質を目指すぞ!

こんなの作りはじめても、忙しくてほとんどいじれない日々が続く…

使ってた愛用の鞄は既に解体済みだから使えないし、作り始めた鞄の完成はまだまだ先…

早く完成させたいけど、焦りは禁物!!

じっくりと一歩一歩進みます。

クロムエクセルの紹介

クロムエクセルの質感

これからクロムエクセルを買って
何か作ろうと思ってる方の参考になればと、フューチャーしてみます。




半裁でコレ位の大きさです。小さめのモノでしたので、全長は2mぐらいかな
尻の部分にホーウィンのスタンプ
骨盤のところかな?大きめな穴があいてました。

厚みは2.4mm。結構しっかりしてるけど、ねっとりとしなやかな印象です。




このスタンプがいいよね。ブランド厨。
せっかく半裁を買ったので、このスタンプは隠さず床面をむき出しに使用する予定です。

そして、クロムエクセルの特徴の一つ

プルアップでの色化け




折ったり引っぱったりすると色が薄くなります。
今回購入したダークオリーブも、ぱっと見は黒っぽいのですが、
はじっこのしわになってる部分はご覧の用に色が薄く変化しておりました。
これは鞄として使っているうちに、相当な変化が現れるのではないかと、期待しております。

このプルアップで変化した色も、指で擦ったりすると元の黒っぽい色に戻ります。

このプルアップってすごいですよ。
床面から指の先ですーっと引っ掻いただけで、吟面に指の跡がのこりますからね。

この革のよさを最大限引出したいです。