13日より、益子では土祭がスタートしました。2012年以来3年ぶり3回目の開催です。
今回は陶芸メッセ・旧濱田邸の『益子の原土を継ぐ』という企画に参加しています。
2012年、初めての参加のときは、地震や原発事故で文字通り足元、暮らしの根底がグラグラと揺るがされるなか、
それまで抱えてきた土への想いを表現、というか表出したくて、焼くとか焼かないとかにこだわらず一原土ファンとして作業に取り組みました(当時のことは、2012年のこのあたりの記事に書き残してあります)。
今回は、続いてきている仕事に引き寄せて、自分のストーリーの中で今の気持ちを土にのせたという感覚があります。
ようやく、原土の強さに振り回されてばかりでなく、自分の軸でも触り始められたのかな、と勝手に感慨深く思っていますが、きっと、やっと、これからなのでしょうね。
土と踊る日々は自分を見つめる旅路でもあり、正解はなく、かといって何でもありかというとそんなに寛容でもなく、粒と水のワイルドでゆるやかな集まりはいつまでも私を楽しませ悩ませ育ててくれます。
ぬかるみをよけつつ一部展示を見て回りましたが、ふだん省みないような近隣のあれこれを見直し慈しむいい機会になりました。
地元付近の方々はもちろん、他の地域の方々にも、いつものお散歩から一歩奥へと踏み込むヒントになるんじゃないかなと思うような展示がいくつもありました。
祭、ですから、おなじ何なら踊らにゃそんそん、こむずかしいことはまあ置いておいて、
内から外から体験した人がたくさん感じ楽しめる場であれかし、と思います。横目で流しているだけなのはもったいない。
準備に関わった方々の多大な尽力に敬意をいだきつつ、28日満月の夜まで、じんわりと祭の空気につつまれて過ごすとしましょうか。
