こんばんはニコニコ

 

ステンドグラス工房STUDIO GLASSNOTEのAkemiです。

 

年末年始、みなさまどんなふうにお過ごしになられたでしょうか?

 

我が家は喪中な上、高3息子は受験勉強、私はダンナと共に工房の棚卸作業に追われ、全くおめでたい感がなかったです笑い泣き

 

そうそう。

 

1月1日より、STUDIO GLASSNOTEのLINE公式アカウントを開設しました爆笑

 

レギュラーレッスンの生徒さん向けのアカウントとして運営していく予定ですピンクハート

 

昨年始めたレッスンカレンダーがうまく機能しているので、連動させてこれから充実させていきたいと考えています。

 

今年のチャレンジ1つ達成爆  笑

 

レギュラーレッスンも昨日から開始し、気持ちも新たに頑張っています。

 

今年もよろしくお願いいたしますラブラブ

 

晴れ晴れ

 

さてさて。

 

ステンドグラスの作り方には、大きく分けて2つの技法があることをご存じでしょうか?

 

以前も書いたことがありますが、もう一度まとめておきます。

 

以前の記事はこちら↓

 

 

 

二つの技法とは、「アメリカ由来」の技法と「ヨーロッパ由来」の技法です。

 

ガラスをパーツごとに切るところまでは同じですが、ガラスピースを「どうつなぐか」が全く違います。

 

一般的にステンドグラス教室で教えられているのは、「アメリカ由来」の技法です。

 

ガラスピースを銅のテープで巻いて

 

image

 

ハンダで固定します。

 

image

 

STUDIO GLASSNOTEの体験レッスンは、すべてこの「アメリカ由来」の技法です。

 

初体験の方でも、簡単に作ることができる技法ですよピンクハート

 

もう一つの技法は、「ヨーロッパ由来」の技法。

 

教会のような大きなステンドグラスは、ほとんどがこちらの技法を使って作られています。

 

ガラスピースを鉛桟(レッドケイム)で組み、

 

 

ケイムのつなぎ目をハンダづけして、

 

ガラスとケイムとの隙間にパテを入れてガラスを固定します。

 

このヨーロッパの技法は、アメリカの技法とは異なり、一日で「はい完成!」とはいきませんあせる

 

ケイムの組み方を身につけるには、少しばかり時間が必要グラサン

 

でも、アメリカの技法の細かさとは全然違った作る楽しみがあり、私は大好きなんですピンクハート

 

出来上がった作品の重厚感も、またよしキラキラ

 

一般的にステンドグラス教室ではあまり教えていないかもしれませんが、STUDIO GLASSNOTEのレギュラーレッスンではがっつりとお教えしていますビックリマーク

 

今回は、この「ヨーロッパ由来」の技法に挑戦した生徒さんの、一作目の作品のご紹介ですピンクハート

 

クローバークローバー

 

今回の生徒さんはステンドグラス経験者で、アメリカの技法は一通りマスターされています。

 

今作は、ケイムでの組み立ての基本を学ぶことが目的なので、私から「縦横斜めの直線だけ」の単純なデザインをリクエストしました。

 

製図から教え、ガラスをカット。

 

そしていよいよ組み立てスタートですニコニコ

 

 

ケイム同士を突き合わせる組み方もありますが、しっかりケイムを中まで差し込み強度を出す技法をお教えしています。

 

差し込みが甘いとどんどんサイズが大きくなっていってしまうので、そこは注意しながら組んでいきます。

 

 

途中まではつきっきりで教えていましたが、最後の方にはやりかたがだんだんと身についてきましたウインク

 

 

完成までもう少し!

 

 

無事組み立てが完成~!(写真なし滝汗

 

続いて、ケイムのつなぎ目をはんだ付けで固定します。

 

次に、ガラスとケイムのすきまにパテを入れていきますが…このあたりなんて、もろ肉体労働筋肉

 

最後にパテ掃除をしたら完成です~~キラキラ(また写真なし滝汗滝汗

 

さらに、今回は真鍮で枠をつけることにしましたひらめき電球

 

建築物に取り付けずにそのまま飾りたい場合は、枠をつけることでパネルの反りやたるみを防げるのですニコニコ

 

長い真鍮を機械で切って(これがまた音がうるさい滝汗

 

 

はんだ付けして…

 

 

無事完成~~爆笑爆笑爆笑

 

 

 

ガラスのチョイスがかわいくて、クラシカルでシンプルなデザインも素敵~~ラブラブラブ

 

このパネルがおうちに入っていたらめちゃかわいいですよねラブラブ

 

色の薄いガラスなので、白い壁紙なら壁ぎわに置いてもよいです。

 

 

 

ガラスの質感を写したくて、アップで撮ってみました!

 


無色透明のガラスは、スペクトラムのrain waterというガラスで、雨だれのような模様。

 

しかもキラッと虹色に光るのですキラキラ

 

ケイムとガラスの隙間に、しっかりとパテが詰まっているのもわかりますねグラサン

 

生徒さんより感想をいただいたので、載せさせていただきますピンクハート

 

熊しっぽ熊からだ熊からだ熊あたま

 

ステンドグラスのアクセサリーを作りたいと探してたどり着いたグラスノートの岡田先生宅には、様々なランプやパネルなど先生の作品があちこちに飾られていて、それはそれは素敵な所でした。

 

体験レッスンで作った写真立てで沢山のガラスに魅了され、ステンドグラスの作品の多様さに心奪われました。

 

そしてステンドグラスパネルを作ってみたいと思いました。

 

岡田先生はものすごく丁寧で、優しく指導してくださり、ステンドグラス愛が伝わってくるレッスンに毎回ワクワクして通いました!

 

パネル作りは思ったより大変な作業で、ステンドグラスのキラキラとはかけ離れた肉体労働的な作業も多くありましたが、先生の優しさに救われて完成させることが出来ました。

 

本当に素敵なパネル、光を通してどんな表情が見れるか楽しみです!

 

近ければもっと通えるのにと、それだけが残念ですが、、

 

今年も新しい作品を楽しんで作りたいです。

 

黒猫しっぽ黒猫からだ黒猫からだ黒猫あたま

 

ありがたいご感想を、どうもありがとうございました笑い泣き

 

ステンドグラスの歴史は、聖書の教えをステンドグラスで表現し、教会という建築物にはめ込むところから始まり、発展を遂げてきました。

 

そのときから続くヨーロッパの技法は、今でも教会に限らず、一般住宅や学校・施設・病院等の建築物にはめ込むステンドグラスの製作に欠かせないものです。

 

最近では、ヨーロッパからの輸入もののステンドグラスのアンティークパネルを、おうちにはめ込んでいる方も結構いらっしゃいますよねニコニコ

 

アメリカ由来の技法が、ランプや小物と多様なものを製作できるのに対して、ヨーロッパの技法は基本的にパネルだけ(ランプを作っている人もいるにはいますが…)。

 

作れるものの幅は狭いですが、おうちにステンドグラスを入れたいなあと思っている人にはぜひチャレンジしていただきたいビックリマーク

 

プロの職人と同じ技が、ここで学べますよニコニコ

 

いただいたご感想は、STUDIO GLASSNOTEのホームページの教室案内の中にある感想欄に載せています。

 

ご興味ある方は、ほかの方のご感想もありますのでのぞいてみてくださいピンクハート

 

STUDIO GLASSNOTEレッスンご感想

 

 STUDIO GLASSNOTE info 

 

ひらめき電球体験レッスン・レギュラーレッスンとも生徒募集中です。

 

詳細につきましては下のページをご覧ください↓

 

STUDIO GLASSNOTE体験レッスン

 

STUDIO GLASSNOTEレギュラーレッスン

 

ひらめき電球工房についての詳細はSTUDIO GLASSNOTEのホームページをご覧ください↓

 

STUDIO GLASSNOTE Website

 

ひらめき電球Instagramもやっています↓

 

STUDIO GLASSNOTE Instagram

 

 

ひらめき電球Creemaで写真立て(フォトスタンド)を販売しています。