こんばんは![]()
今日は前回の続き、起業セミナー後の話です。
我が家の家族構成は、ダンナ&息子(中学生)&私&ネコの、3人と1匹です。
家で製作したり教室をやったりするなら、家族にある程度理解してもらっておくことは、当然大切ですよね。
ただ、うちの場合は・・・
どっちかっていうと・・・
ダンナと息子がなかなかやる気があって![]()
ダンナは、「退職したらステンドグラスの教室サポートに専念する」と宣言してます(退職はまだまだ先ですけどね)。
前回の記事に書いたように、私はシニア向けの起業セミナーで感動したので、そういう道もあるよ~と話はしましたが、
「自分に向いているのは、先頭に立って何かをやるのではなく人のサポート。だから、サポート役をやりたい。」
と言うので、私としては「それならばありがたく!」という感じでして。
しかし、性格からして裏方のサポートというよりは内容に関わってきそうなので、私がやろうとしていることを伝えて、価値観をすり合わせておくほうがいいなとは思っていました。
また、息子は小さなころから商売に非常に興味があって、ステンドグラスの事業にも興味津々。
一時期は、グラスノートの事業計画書を突然一人でパソコンで作り始めて、めちゃ楽しい!と睡眠時間も削ってやってました![]()
どういうふうにして教室を運営していくか考え始めると、おもしろくてたまらなかったみたいです。
その息子の頭の中の教室がまたすごく斬新で、自分がこれまで通ってきた習い事や塾のシステムがシュールにミックスされているのですけどね![]()
オレを社員にしてくれ、報酬は売り上げの○割でどうだ、とか色々言ってくるので、まあ面白おかしく聞くのもいいんだけど、やっぱり一度私のやろうとしていることをきちんと伝えてみようかなと思いました。
それにもちろん、前回の記事でも書いたように、「事業計画を人に話すことによって自分の考えが練れてくるからどんどん話してみて!」と先生に言われたこともあります。
以前の失敗は、とにかく見切り発車で始めてしまい、戦略も準備も何もなかったことも原因の一つだと思っているので、今度はよく練ってから始めたいと思っていました。
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ということで、パワーポイントで資料を作り始めましたが、作ると楽しくてもう止まらない![]()
セミナーのワークで「クロスSWOT分析」というのを書くことをすすめられたので、資料の中でそれも書いてみました。
クロスSWOT分析とはこんなやつ↓↓
詳しく知りたい方はこちら↓↓
これはとってもイイですね![]()
これを書くことで、自分の強みをどう仕事に反映させていくか、自分の弱みをどうやって克服するかが具体的に考えられて、特に作品づくりにおける方向性がぐんぐん明確になってきました。
ステンドグラスの工房って、大体やっていることが決まっているように思います。
・ 住宅や施設の窓などに入れるオーダーメイドパネル製作
・ 教室
・ ティファニーランプなどの既製品製作販売
以前の私は改めて考えることもなく、普通の工房のやっていることをやっていこうと思っていただけで、頼まれたことはなんでも引き受けていました。
でも他の工房と同じようにするのではなく、自分の得意分野に特化してもいいのではないかと思うようになってきました。
私は建築そのものにはあまり興味がなくて、好きなのはインテリア・雑貨です。
好きが高じて、昔インテリアコーディネーターの資格も取りました。
ステンドグラスの技術を使えば、普段使いのいろんなインテリア雑貨が作れます。
私はそういうものが作りたいんですね。
以前ステンドグラスの小物を作って売った時、思ったよりどんどん売れて、需要があるんだと驚いたことがあります。
どこかで見たことあるようなステンドグラスじゃなくて、今のインテリアの中でなじみながらもしっかり存在感を出せる、そんなものが作りたい。
私の得意は絵付けですが、それ以外のガラス周りの技術もミックスして、私にしか作れないインテリア雑貨を作ってみたいな。
いっぱい絵付けされたステンドグラスの雑貨など見たことないような気がするけど、今までないものを私が作ってもいいんじゃない?
・・・今まで漠然と考えていた方向性が急に具体化してきました。
ラインナップも次々と浮かんできました。
一方、教室の方は「教える」というだけでなく、「作業場」としても解放できないか考えるようになってきました。
ステンドグラスは、作業中にガラスの破片が出るので、お裁縫やアクセサリー作りのように気軽に空きスペースで作業できません。
作る場所がないと、なかなか完成までたどりつけないので、作業場としても提供できないか、そのためにはどういう仕組みにすればよいか考え始めました。
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そんなこんなで、資料が完成!
ダンナと息子を前にして、パワーポイントの画面を使って、いざプレゼンテーションです。
ふたりとも真剣に聞いてくれて、意見も出してくれて、とてもうれしかったです![]()
その意見をもとに資料を練り直して、2回、3回と日をおいてやりました。
結局3回やったかな?
息子は段々私のプレゼンからはフェイドアウトしていき、今度は自分自身の起業計画を練り始めました。
将来は、何か商売をするかもね。
ダンナにも、自分のやろうとしていることを知ってもらう良い機会となりました。
起業セミナーに行っていなければ、こんなことはやらなかったと思うので、行ってよかったしやってよかったです![]()
