ポール・トーマス・アンダーソン監督作品
「ワン・バトル・アフター・アナザー」
(原題:One Battle After Another)
の感想を書きます
(海外版ポスター)
この映画を見たのは昨年の10月ですが
最近観た映画の中では一番面白かった
映画でした
本作は、アメリカの覆面作家
トマス・ピンチョンの
『ヴァインランド』(1990年出版)
という小説が原作で
アンダーソン監督の2014年の映画
「インヒアレント・ヴァイス」
(Inherent Vice)も
トマス・ピンチョンの
「LAヴァイス」が原作でした
「インヒアレント・ヴァイス」は
DVDで視聴しました
「インヒアレント・ヴァイス」は
個性豊かな登場人物が出てくるのですが
なかでも
ジョシュ・ブローリン演じる警部補が
「キイチロウ」が経営する日本食屋で
「パンケーク」(パンケーキ)を
下手な日本語で頼むシーンが爆笑もの
ただし
それ以外はとても退廃的で
退屈な映画ではありましたが・・
今回の「ワン・バトル・・」も
アンダーソン監督作品らしい
個性強めのキャラが複数登場します
ショーン・ペン演じる
「ロックジョー大佐」しかり
デカプリオ演じる
「ボブ・ファーガソン」も
良い味を出しているのですが
なんといっても
ベニチオ・デル・トロが演じる
空手の「センセイ」が素晴らしい!
よくよく考えると
アンダーソン作品の特徴は
ひと癖ふた癖もある
個性的なキャラが多く登場する
ことのような気がします
1997年の映画「ブギーナイツ」では
マーク・ウォルバーグ演じる
ポルノスターだったり
2002年の映画「パンチドランク・ラブ」
ではアダム・サンドラー演じる
極端な女性不信に陥った男
バリー・イーガンも強烈なキャラでした
日本の漫画に例えるなら
「イヤミ」や「バカボン」などなど
強烈なキャラクターを生み出してきた
赤塚不二夫先生の漫画のような
感じに近いように思います
話題になりつつある
第98回アカデミー賞で本作は
作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞
助演女優賞など12部門で計13ノミネート
やはりアメリカ本国では
ポール・トーマス・アンダーソン作品は
根強い人気があるんですね
この映画をIMAXで観たい!
と思ったのは「ワン・バトル・・」の
公式サイトのアップされていた動画に
シャーリーン - チェイス・インフィニティ
演じる「ウィラ・ファーガソン」が
両手を縛られた状態で車の後部座席から
ドアを足でガンガン蹴飛ばすシーンを
観た瞬間に「これは、凄い映画だ!」と
思ったから
ネタバレはしませんが
ラスト近くに展開される
カーチェイスシーンも必見で
アンダーソン監督がラストシーンを
どうするか悩んでいた時に
ロケハン中に通った道路
カリフォルニア州
ボレゴ・スプリングス郊外にある
“テキサス・ディップ”と呼ばれる
急勾配の道が撮影に使われています
しかもあのシーンは
数々の映画・ドラマでカースタントを
手がけるアラン・パデルフォード率いる
「アラン・パデルフォード・カメラカーズ」
により、わずか約10分間で撮影された
というから驚きです(本当かな・・)
全編をビスタビジョンという
アスペクト比1.85:1(アメリカンビスタ)の
横長映像方式で撮影されたうえ
アンダーソン監督の要望で
1971年の映画『フレンチ・コネクション』
のような70年代風のルックに仕上げるよう
意図して作られた本作
個人的には脚本や設定に納得が
行かない部分がありつつも
久々に面白かったアメリカ映画でした
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最後に
ロシアの独裁者プーチンに鉄槌を!
プーチン支持者に厳罰を!
ウクライナに平和を!
中東に平和が早期に訪れますように!





