【映画本】橋本忍著「複眼の映像」を読んで脚本の勉強 | STUDIO F+

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今回のブログは久々に

映画関係の本について書きます

 

まず

日芸大学院時代に知り合いから

薦められて読んだ本がこちら

 

 

数々の

日本映画やドラマの脚本を手がけた

橋本忍さんが書いた著作

「複眼の映像 私と黒澤明」です

 

黒澤明監督と橋本忍氏のタッグが

初めて組まれた「羅生門」の製作裏話や

黒澤監督と共同で脚本を書いた時の様子を

具体的に書き残している貴重な本です

 

タイトルにある

「複眼の映像」とは

黒澤組の脚本作りの段階では

そこに複数の人が関与することで

製作前の映画が客観視され

脚本の時点でその映画が面白いか?

どうか判別できるというもの

 

具体的には

黒澤監督、橋本忍氏がそれぞれ脚本を書き

それを小国英雄氏が目を通していく

スタイルで脚本作りが行われていた

という事実が書かれています

 

小国英雄氏とは青森県出身の

映画監督、脚本家であり

黒澤監督が絶大な信頼を寄せていた人物

 

本書では、黒澤、橋本、小国氏の

3人が旅館にカンヅメ状態となって

1作品の脚本を書き上げていく様子が

ヒリヒリする緊張感で描かれています

 

のちに黒澤組を離れ

脚本兼映画監督としてもデビューした

橋本忍氏ですが

 

脚本を3人で共同製作していた期間の

黒澤映画とそうではない黒澤映画の

比較についても橋本氏は言及しており

 

黒澤映画ファンだけでなく

映画やドラマの脚本を書く人にとって

貴重な一冊となっています

 

ひとつの作品に対して

複数の人の視点なり考えを通すことで

より作品が面白くなるという考え方は

大規模な予算で製作される商業映画では

必要な方法なのでしょう

 

これに対し

ほぼひとりで作品を製作し完結させる

絵画や写真、小説、漫画といったものは

複数の視点は必ずしも必要ないのかも

しれません

 

ただし

小説、漫画は商業用(ビジネス)として

販売されるものになると編集者の

厳しい目を通さないといけないので

これは複数の視点が必要でしょうね

 

いずれにせよ

私はほぼひとりで自主映画製作を

行っているため

複数の視線を通して作られた映画は

ある程度限られています

 

今回の自主映画「香港來的Diana」

(香港から来たダイアナ)については

知り合いの演出家に脚本を読んでもらい

意見を頂きました

 

冷静かつ客観視してもらい

自分の作品について意見をもらうことは

とても大切なことだと感じています

 

橋本忍著「複眼の映像 私と黒澤明」

興味のある方はぜひ一読ください

 

 

 

 

「香港來的Diana」

(香港から来たダイアナ)の予告編は以下より

 

香港から来たダイアナ予告編

バージョン6

 

 

 

 

香港から来たダイアナ予告編

バージョン7

 

 

 

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最後に

ロシアの独裁者プーチンに鉄槌を!

プーチン支持者に厳罰を!

ウクライナに平和を!

 

イスラエルとガザの紛争が

早急に終結しますように!