何かを上手くなりたいと思ったら、まずそれが上手な人の"まねっこ"をするのが一番の近道です。
例えば、スタジオデフィでは、レッスンに先生が参加することがあります。
わたしのクラスに若い先生がいる時もあります。
そんな時は、ラッキーとばかりに彼女の動きをなぞっていくのが一番!
なのですが、、
まるで見ておらず自分の世界に入ってしまっている。。
見ていたとしても、振りの順番の確認だけ・・・ もったいないっ
折角のチャンスを無駄にしてますよー
頭の中をまっさらにして、
足の出し方、アームスをつけるタイミング、顔をつけるタイミング、呼吸など全部を下書きをなぞるように真似ししていくうちに、何かつかめると思うんですが・・・
何が自分と違うか気づくだけでも大きな一歩になりますよ。
わたしが十代の頃は、バーもセンターも憧れの先輩がよく見える位置を選んで少しでもワザを盗んでやろうと貪欲でした。
皆さんももっと貪欲になって大丈夫です。
「見てんじゃないわよー」
なんて言う人はデフィにはいませんので(笑)
それと、順番を覚える時もほとんどの人が先生の脚しか見てないですね・・・
見事にピンポイント
脚さばきに100%の注意を払ってしまっては、他はどうするのでしょう。
バレエは脚だけでは成り立ちません。
そして、バレエは脚ではありません
バレエは自己鍛錬なので自分と向き合うことは大事ですが、視野(視界)が狭いと効率が悪くなります。
もっと見る範囲を広くして、全体を捉えるようすることが上達への近道です。
ちなみに、バレリーナの視野はとても広いです。
なので客席に顔を向けていても綺麗に一列に並べるのです。
大勢の中で踊ってもぶつからないのはいつも周りを視野に入れて気を配っているからです。
普段のレッスンから視野を広くするクセをつけると
センターレッスンの時に全体のバランスを瞬時に捉えてサッと綺麗に並べるようになり、
舞台の時にそれが活かされます!