すごいダンサーと素晴らしいダンサー | スタジオ デフィ

スタジオ デフィ

志木のバレエスタジオ


先日

「現役ダンサーの中で誰のファンですか?」と聞かれ

即答できませんでした・・・ガーン


そういえば最近

“観たい!”と強く思うダンサーがいない・・・叫び



以下、わたしが尊敬しているダンサーのお言葉です

(お宝写真と共に にひひ


"『すごい』というのは、技術的、いわばサーカス的な要素です。

『素晴らしい』というのは芸術的な要素であり、内面と表現的な要素です。

バレエは芸術ですから、絶対的に重要なのは『素晴らしい』ということです。

それに加えて『すごい』要素が必要です。"




全く同感です。


「すごい」ダンサーはガラ公演では盛り上がるんですけどね~

全幕ものでは折角の物語が途切れてしまうんですよね~


ひょんぴょん飛び回るジャンピングロミオ顔

びゅんびゅん回るグルグルアルブレヒトオーストリア

脚をこれでもかと上げるお下品なオーロラ姫 ・・・オディール


興ざめしてしまいます叫び


高く飛べば良い、たくさん回れば良い、高く上げれば良い、と

いつからスポーツバレエの時代になってしまったのでしょうか。。



昔は「素晴らしい」ダンサーがたくさんいらして、

90年代なんかは目移りしてさんざん散財してましたが、

どうして次世代に継承されなかったのか不思議です。