パリオペラ座の『椿姫』を観に行ってきました
とても豪華な舞台で、バレエはやはり総合芸術なんだな、と
あらためて感じました。
主役のオレリー・デュポンとエルヴェ・モローが溜息がでるほど美しかった
振付はジョン・ノイマイヤー、音楽は全編ショパンです。
ショパンのピアノに見事に振付がマッチしていて
まるでセリフが聞こえてくるようでした。
抜粋で「黒のパ・ド・ドゥ」は何回か観てますが、
やはりドラマ性の高い作品は全幕で観ないとダメですね。
全幕をライブで観劇、そして感激
これぞオペラ座という舞台でした ブラボーです
ただ、
チケットもこれだけ高いんだからもうちょっと
脇をエトワールで固めてほしかったですね。
アルマンのお父さんにミカエル・ドナール、
N伯爵にシモン・ヴァラストロ はさすが秀逸です。
マノンのエヴ・グリンツテインも噂通りハマり役でした。
他は・・・ 印象が薄い
今も美男美女揃いですが、一昔前の
シルヴィ・ギエム、モニク・ルディエール、イザベル・ゲラン、マリ・クロード・ピエトラガラ
マニュエル・ルグリ、ローラン・イレール、ニコラ・ルリッシュ・・・・と
黄金時代を知っているだけに、
最近のオペラ座のパンチの無さは否めない
なんせ、
オレリー、ムッサン、ルテステュ、ジロー、ドラノエ、マルティネス、ペッシュ・・・
と錚々たるメンバーが脇を固めていた豪華さでしたからねー
正にドリームチームでしたね
あの華やかさをもう一度、と願っているのは私だけでないはず