映画「タンゴ・リブレ」を鑑賞 | スタジオ デフィ

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志木のバレエスタジオ



気になっていた映画 「タンゴ・リブレ」を観てきました。



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ダンス映画と思いきや、シリアスなヒューマンドラマでした。

タンゴは"きっかけ"、前面に出ていませんが、良い感じにスパイスとなってました。

<ドラマ>

1人の奔放で魅惑的な女性を巡って、3人の男が翻弄されていきます。

理解不能な4角関係。。

途中、誰か死んじゃうのかとドキドキしましたが、最後はコミカルにあっさり終わりえっ
ちょっと拍子抜けな感じもありますが、ラテンチックで良しとしましょう(笑)



<タンゴシーン>

劇中タンゴダンサーのフルンボリが"タンゴは「魂の踊り」"だと言います。

それを象徴するように登場人物の踊るタンゴはそれぞれに味わいがあり、

それぞれの劇中の人間性をタンゴで表しているように思います。


本物のダンサー、マリアーノ・チチョ・フルンボリとパブロ・エルナン・テグリの
ダンスシーンはとっても期待してたんですが、

あのカメラワークだとイマイチすごさがわかりづらいあせる
迫力を伝えたかったのかもしれないけれど、

シンプルに撮っても十分に迫力あったんじゃないかな~


初めはタンゴを馬鹿にしていた囚人達が、男性同士の迫力あるタンゴに魅せられて

ついには習いだします。看守までもが、思わずステップ踏んじゃうところが面白いグッド!

もっと監獄タンゴシーン見たかったです。

ダンスは人々に喜びを与えるものなんだな~とあらためて感じました。

タンゴもそうですが、前衛的な芸術は特に人々を魅了するのかもしれませんね。


途中ハラハラしたのに、意外にハッピーな結末で終わるので、

なんか観終わった後はほのぼのしちゃいました音譜


今度はどの映画観ようかな。