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鎮物は工務店さんにお渡しして、基礎講義の際に埋めていただきます。
さて、先日、地盤調査をした物件の続きです。
地盤調査をした結果、最終桝の設置などで掘削した部分が若干弱い数値が確認されました。
私ももちろん調査結果をみました。
基本的には構造計算を行った設計地耐力を上回る数値が出ていました。
しかし、本当に一部だけ数値が弱かったので、結果としてはその部分をしっかりとした転圧による施工で、改良は不要で🆗という判断となりました。
セカンドオピニオンで入っていただいていましたブルーセージ 千葉さんが現地で調査員さんなどと打ち合わせし、おそらく上記による地盤が荒らされたものであろうという事で、近くでもう1点調査することで、適正な調査と判定を行うことができました。
もし、この追加調査がなかったら、1点だけ弱いだけで不動沈下の可能性といわれ、不要な地盤改良が必要になっていたかもしれません。
地盤改良をしたくない
というわけではありません。
適正な調査と結果による判断が行えることが大切です。
不要なのに地盤改良を施工する判断となったとか、本当は地盤が弱めなのに保証がついてるから大丈夫とか、そんなことにはなって欲しくないです。
長く住み続ける家なので、しっかりとした地盤の調査と判定をして欲しいですよね。
これは住う方はもちろん、設計者も同じです。
株式会社スタジオアネッロでは、自社物件については許容応力度計算にて耐震等級3を目指し、
その建物の地盤についてはセカンドオピニオンの判定付きの地盤調査というセットで進めて行こうかと思います。
もちろん地盤保証もつきます。
これにより安全な住まいのご提供ができます。
#地盤の調査
#セカンドオピニオンによる判定
#耐震等級3
これを基本としてご提案をしていきます。
さて、着工までの打ち合わせを進めていきます!
株式会社スタジオアネッロ
冨田雅之
住宅は一般的にスウェーデン色サウンディング調査を行います。
さまざまな調査会社がある中でどこに依頼しようかな?と思っていました。
私が構造計算を進めるにあたりとてもお世話になっておりますM's構造設計主催の構造塾にて知り合いましたブルーセージ 千葉さんに声をかけてみました。
千葉さんは地盤のプロで、調査会社とは別の立場で調査、判定のセカンドオピニオンとしてご活躍されております。
いつもは調査会社の結果、判定を元に改良の有無を確認します。
改良の結果については地盤保証をつけてもらうとう事で、設計者から異議を唱えることはなかったと記憶してます。
それを地盤のプロフェッショナルを入れる事で、お互いにチェックができ、正しい判断ができると期待しております。
さらに嬉しいのが、事前に地盤に関するレポートを頂けます。
こちらにより、調査前におおよその状況が把握できます。
ロケーションマップ
住宅地盤簡易レポート
ポーリング簡易レポート
液状化指標レポート
簡易履歴レポート
地盤PMLレポート
地形断面図レポート
土壌汚染対策レポート
土砂災害危険箇所・警戒区域レポート
の9種類ものレポートを作成いただけます。
お建て替えの方にとってみれば自身の土地がどんな感じなのか?事前にわかるだけでも心構えができて良いと思います。
こちらについては地盤調査依頼をしていただければ作成可能です。
調査はいいけど、こちらだけ欲しいという方は有料になりますが、相談してみますのでお問い合わせください。
弊社での設計は、こちらの地盤調査のセカンドオピニオンを依頼する事を基本としたいと思います。安心安全を届けるために。
さて、地盤調査結果はどうなりますでしょうか?
株式会社スタジオアネッロ
冨田雅之