低炭素建築物としての認定を取得しました。



低炭素建築物とは、
二酸化炭素の排出を抑制するための措置をしてあるという事なんですが、

・省エネ法の省エネ基準より10%以上一次エネルギー消費量が少ない省エネな住宅とすること

・省エネの対策の設備等の対応をすること

により、申請をし、認定を受けた建築物の事です。

木造住宅であれば、
エコな家となるような性能値の家にする
節水対策をする

これで認定を取れます。

下鶴間の家は、2点について高い性能値を持たせ、長持ちする家にしたいというコンセプトです。

それが、耐震と省エネです。

耐震にもこだわり、耐震等級3としました。

現在、制振装置についての設置についても費用面を含め検討している最中です。

省エネに関しては、ただ単に低炭素の認定が取れるレベルでよいという事ではありません。

費用面とにらめっこしながら、極力高性能な省エネ住宅ということで進めておりました。

外皮性能に関しては、0.38(W/m2・K)

こちらの数値は低ければ低いほど高性能となります。

通常の省エネ法の等級4とよばれる数値は、
神奈川県の6地域で0.87
北海道などの1地域では0.46

高性能の指標でもあるHEAT20というものに、
G1,G2というグレードがあります。
(今のところ、G2が一番高い指標です。G3という更なる高性能な指標も出たようですが、まだ正式ではないような感じです)

神奈川の6地域で、G2だと0.46
せめてこの辺りまでと思っていましたが、

計算値は0.38まで出ました。

一次消費エネルギーでは、太陽光を載せなくても2.5割減

現在は太陽光を載せるという計算なので、5割減という計算になっております。

耐震にこだわっている理由は、
首都直下地震や南海トラフなどの大型地震に対しての安心感が欲しいとの事
もう、いつ起こるかわかりませんからね。

また、省エネにこだわっている理由は、
電気代が高くなっているという不安感やPHEVを有効活用したいという事もありますが、一番は暑くて寒い家は嫌だという強い要望です。

人生100年時代に向けてと厚生労働省も対応を進めております。

35才で35年の住宅ローンを組んだら、70才
100才まで生きると、さらに30年

当然メンテナンスやリフォームはあるにしても、
65年は住み続けられる家を提案、提供しなければならないと強く感じ、下鶴間の家は耐震と省エネは必須であるという事で設計しております。

性能値を文章だけでのご説明ではわかりにくいのですが、
シミュレーションでの比較資料などが作成して、
公開していきたいと考えております。

まだまだ決めなければならない事や調整しなければならないこともたくさんありますが、良い家となるように全力を尽くしたいと思います。

株式会社スタジオ アネッロ
冨田雅之
6月23日に地鎮祭を行いました。



梅雨真っ只中で雨を覚悟していましたが、
当日はなんとか雨も降らずに、雲の切れ間から
青空も見え、暑くもなく、快適に地鎮祭が行えました。



鎮物は工務店さんにお渡しして、基礎講義の際に埋めていただきます。

7区画ある分譲地ですが、
ここが一番最初に地盤調査をし、
地縄を張り、地鎮祭を行ってます。

着工も一番かと思っていましたが、
南側の区画が地縄と仮設トイレ、仮囲いと
着工の準備が進んでいます。
どうなんでしょうか?

このコロナの影響でも全ての区画に
お客様がついたみたいですね。

建築条件はありませんので、
皆さんフリーで建築会社に依頼します。

周りはどんな家になるのでしょうか?
気になりますね。

スタジオアネッロ
冨田


先日、地盤調査とその結果をアップした下鶴間の家

6月早々には下りていたのですが、なんだかんだと投稿が今日になってしまいました。

木造二階建住宅を自社による構造計算(許容応力度計算)にて耐震等級3の設計をして、申請を通すということを第一段階のステップとしてきましたが、これを無事に完了することができました。


これで第一段階に到達です。

先日から始まった別の案件も木造二階建て、構造計算も弊社で行うことが決まりました。

早速、施工者が地盤調査の手配をしました。

また、そちらの案件もアップしていきます。

株式会社スタジオアネッロ
冨田雅之

いつもスタジオアネッロのブログにお越しいただき、ありがとうございます。



さて、先日、地盤調査をした物件の続きです。



地盤調査をした結果、最終桝の設置などで掘削した部分が若干弱い数値が確認されました。





私ももちろん調査結果をみました。

基本的には構造計算を行った設計地耐力を上回る数値が出ていました。


しかし、本当に一部だけ数値が弱かったので、結果としてはその部分をしっかりとした転圧による施工で、改良は不要で🆗という判断となりました。


セカンドオピニオンで入っていただいていましたブルーセージ 千葉さんが現地で調査員さんなどと打ち合わせし、おそらく上記による地盤が荒らされたものであろうという事で、近くでもう1点調査することで、適正な調査と判定を行うことができました。





もし、この追加調査がなかったら、1点だけ弱いだけで不動沈下の可能性といわれ、不要な地盤改良が必要になっていたかもしれません。



地盤改良をしたくない


というわけではありません。


適正な調査と結果による判断が行えることが大切です。

不要なのに地盤改良を施工する判断となったとか、本当は地盤が弱めなのに保証がついてるから大丈夫とか、そんなことにはなって欲しくないです。


長く住み続ける家なので、しっかりとした地盤の調査と判定をして欲しいですよね。


これは住う方はもちろん、設計者も同じです。


株式会社スタジオアネッロでは、自社物件については許容応力度計算にて耐震等級3を目指し、


その建物の地盤についてはセカンドオピニオンの判定付きの地盤調査というセットで進めて行こうかと思います。


もちろん地盤保証もつきます。


これにより安全な住まいのご提供ができます。


#地盤の調査

#セカンドオピニオンによる判定

#耐震等級3


これを基本としてご提案をしていきます。


さて、着工までの打ち合わせを進めていきます!


株式会社スタジオアネッロ

冨田雅之





株式会社スタジオアネッロのブログにお越しいただきありがとうございます。

今日は現在進んでいる案件についてです。



許容応力度計算により耐震等級3にて進めております案件について、地盤調査を進める段階になりました。


住宅は一般的にスウェーデン色サウンディング調査を行います。 


さまざまな調査会社がある中でどこに依頼しようかな?と思っていました。



私が構造計算を進めるにあたりとてもお世話になっておりますM's構造設計主催の構造塾にて知り合いましたブルーセージ 千葉さんに声をかけてみました。


千葉さんは地盤のプロで、調査会社とは別の立場で調査、判定のセカンドオピニオンとしてご活躍されております。


いつもは調査会社の結果、判定を元に改良の有無を確認します。

改良の結果については地盤保証をつけてもらうとう事で、設計者から異議を唱えることはなかったと記憶してます。


それを地盤のプロフェッショナルを入れる事で、お互いにチェックができ、正しい判断ができると期待しております。


さらに嬉しいのが、事前に地盤に関するレポートを頂けます。


こちらにより、調査前におおよその状況が把握できます。


ロケーションマップ

住宅地盤簡易レポート

ポーリング簡易レポート

液状化指標レポート

簡易履歴レポート

地盤PMLレポート

地形断面図レポート

土壌汚染対策レポート

土砂災害危険箇所・警戒区域レポート



9種類ものレポートを作成いただけます。


お建て替えの方にとってみれば自身の土地がどんな感じなのか?事前にわかるだけでも心構えができて良いと思います。


こちらについては地盤調査依頼をしていただければ作成可能です。


調査はいいけど、こちらだけ欲しいという方は有料になりますが、相談してみますのでお問い合わせください。


弊社での設計は、こちらの地盤調査のセカンドオピニオンを依頼する事を基本としたいと思います。安心安全を届けるために。



さて、地盤調査結果はどうなりますでしょうか?


株式会社スタジオアネッロ

冨田雅之