マッハ15の3D(その2) | studio7の映像実験室

マッハ15の3D(その2)

 無事に、かどうかわからないが、とにかくボディ部分の基本的な形をスプライン編集&ポリゴン編集で作ることが出来た。

 引き続いてモデリングの仕上げとテクスチャの作業。

 “目玉”の部分は、中にライト(グローをかけた赤いガラスのテクスチャを適用した球体)を仕込むので、円柱でブーリアン演算(差)をかける。
 他のソフトはどうだか知らないが、ブーリアン演算の信頼性が低いのはSTUDIO Proの時代から変わってない。ただ、最新版はブーリアンの解除ができるという大変な進歩を遂げている。

 “鼻の穴”はただ開けるだけなので、円柱を作ってプロジェクトウインドウからアンチマターの設定をしてやる。モデリング中は鼻の穴から棒が飛び出ている状態だが、一定以上のクオリティのレンダリングをしてやればちゃんと穴になる。
 穴の部分のテクスチャは、抜いた型(この場合は円柱)に適用したものが反映される。

$STRATA DISIGN 3D CX実験室
$STRATA DISIGN 3D CX実験室


 あとは、スキンツールで運転席のドーム状の風防を作り、ペン2D領域ツールで描画して押し出しツールで厚みを付けたアンテナ(?)を作る。画像は省略。



 で、テクスチャを貼る。

 どうも最新バージョンであるCX7はUVマップを書き出す機能があるらしいが、CX6には無い。
 やろうと思えば、細かく升目を区切って色や番号を付けた(それこそ)地図を作って一度UVマッピングをして、そのレンダリング結果を参考にしてテクスチャを作成するという方法もあると言えばある。
 だが、幸いにして、今回はそんな複雑な形状や模様では無いので、上面と側面をアルファチャンネル付きでレンダリングしたものを下絵にしてPhotoshopでテクスチャを作成。

STRATA DISIGN 3D CX実験室


 用意されているテクスチャから適当な金属(今回は、チタン)を選び、テクスチャ編集で拡散色に上面カラーを読み込む。これを、真上から平面形式で適用。平面形式なので、実は底面にも同じ模様が付いてしまっている。

 横の3連の楕円模様は、同じ金属のテクスチャの拡散色を黄色にしてステンシルを設定(白い部分だけが適用される)、それだけだとつまらないのでバンプを設定して楕円の周囲が凹んでいるような感じにする。これを側面からデカールで適用。デカールにしないと、運転席の内部にも黄色が出てちゃうから。



 出来上がったものに照明を当てる。
 せっかくライトドームという新機能が付いているので、グローバルライトの照度を下げてなおかつ「影を落とす」のチェックを外す。
 で、レンダリングしてみる。

 
$STRATA DISIGN 3D CX実験室


 やはりというべきか、“目玉”のブーリアン演算結果がおかしくなっていて、無いハズの形状がちょびっと出てしまっている。
 まあ、とりあえずこれはこれということで調子に乗って、“赤くてツノが付いてて3倍”のテクスチャを作って貼ってみた。

$STRATA DISIGN 3D CX実験室


 レンダリングの方法はいくつかあって、ライトドームの機能が発揮できるのはレイディオシティ(ラジオシティ)。プリセットに「ライトドーム」という選択肢もあるが、それもレイディオシティ方式である。

 このレイディオシティは、そこにある物体の反射光までも計算するのでレンダリングの処理時間がかかる。でも、レンダリング1発で柔らかい影を付けるためにはこの方法しか無いんである。
 現実的には、レイトレーシングでレンダリングをして、出来上がったものをPhotoshopなどで影をぼかしたりすることが多い。

 まあ、いいや。

 で、こうやって出来上がってみると、動画にしたくなるのが人情というものである。

(つづく)