私だけが知っている | studio7の映像実験室

私だけが知っている

 夏場は阿波踊り情報誌『AwaDama(あわだま/阿波おどり魂)』の編集部所属となる。所属と言っても、編集部は徳島でウチは関東。そもそも編集部は法人ではないので、勝手に編集部の「極東支部」を名乗って動いている。

 もともと文章を書くのは専門外。

 色々調べたりとか様々な方のお話を伺うのは大好きなのだが、インプット専門なのだ。
 アウトプットは、基本的に阿波踊りの練習が終わったときの飲み会などで、後輩にウンチクを垂れるくらい。しかも小出しにしておく。
 ただ、後輩たちに最低限知っておいてもらいたいということで、基本的に内輪向けに阿波踊り情報サイトを立ち上げたのが2000年のこと(現在は閉鎖)。
 そのサイトが『あわだま』の編集長の目に止まった。

 文章は専門外ではあるものの、前職では広報を6年7ヶ月担当して取材記事なども書いてきた。他の担当でも冊子などにインタビュー記事を書いたりもしてきたので、自分では「まあ、経験が無いわけでは無い」程度の自負は持っていた。だもんで、迂闊にも(?)編集長の誘いに乗ってしまったのである。

 さあ、困った。

 本当は、仕入れた知識や情報の中でもコアな部分は「へへへへ。オレだけが知ってるんだぜ」という自己満足としてキープしておきたかったのだが、『あわだま』ではその部分を含めて記事にしなきゃならない。
 ん~、もったいない…。

 しかも、マニアックな内容もわかりやすい形で(そして当然正確に)書く必要がある。
 場合によっては論文のひとつも書けそうなくらいのことを、お楽しみ記事として発表しちゃうこともある。
 ん~、ますますもったいない。

 
 けどまあ、関東在住で阿波踊りや徳島のことしか書かない(書けない)ライターというのもそうはいないだろう。
 そういう意味ではニッチな需要を埋めているとは言える。少なくとも『あわだま』に関する限り、ライバルとなるライターはいない(笑)。

 今後も「私だけが知っている」でとどめておきたいネタをどんどんアウトプットしていくことになるだろう。
 …だんだん底が見え始めている感じもするが。

 とりあえず、今はインタビュー取材をしてきた記事を構成して文章化しているところ。ホントはブログ記事を書いている余裕はなく締切りが迫っている。他にも未完成記事をいくつか抱えているし。それらが行き詰まっているのでこうして逃げてきているのである。