観る前の感想
『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』。
公開がアナウンスされてからしばらくは情報を追っていたが、公開間近になって情報を遮断した。
あまりにも否定的な姿勢になっていたので、全てリセットしてピュアな(?)気持ちで映画を観よう、と。
が、拭いきれるものではない。
ちょっと拡大解釈かもしれないが、“新生円谷プロ”が“これまでに無い新しいウルトラマン”を見せてくれると言う。
まず発表されたのは、ウルトラ史上初・悪のウルトラマン「ベリアル」。
確かに、他の宇宙人が化けたニセモノのウルトラマンが悪事を働いたことはあったが、正真正銘の悪のウルトラマンは新しい。
が、それは新しいウルトラマンとは言えない。侵略宇宙人がたまたま(?)M78星雲出身であり、姿がウルトラマンっぽい(まあ、むしろスパイダーマンのヴェノムに近いが)というだけ。
その後、ウルトラセブンの息子・ゼロというキャラが公表された。
デザイン云々については、成田亨先生のデザインによる初代ウルトラマンとウルトラセブンをベースにしたものである限り、新しいとは言えない。『帰ってきたウルトラマン』以降の全てのウルトラヒーローと同じである。
また、セブンの息子というのは(意外っちゃ意外だが)、タロウがウルトラの父・母の息子なわけで、設定として新しさは感じられない。
ゼロがプロテクターみたいなのを身に付けているのも『アンドロメロス』や、『ウルトラマンメビウス』のツルギで既に似たようなものを観ている。
ウルトラマンたちのマント姿は、内山まもる先生の漫画で昔から登場しているし、ウルトラの父は初期からマント姿だったわけで、新しいわけではない。
舞台がウルトラの星、というのも、タロウの成長譚である『ウルトラマン物語(ストーリー)』で描かれている。デザインが異なるだけだろう。
他に「戦士ではないウルトラマン」が登場するらしいが、それは確かに新しい。とは言え、端役(たぶん…)だろうし、真船一雄先生の漫画『ウルトラマンSTORY 0』で既に端役のウルトラマンたちが登場している。
ベリアルとゼロを除くと、活躍するウルトラマンは“過去のウルトラマン”であり、登場する100体の怪獣たちもこれまでの作品に登場した“過去の怪獣”である。
合体怪獣というのも(数はともかく)目新しいものではないし、つい最近…昨年公開された『大決戦 超ウルトラ8兄弟』も合体怪獣だった。
顔出しで登場する俳優さんたちも、これまでのウルトラ作品(『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』を含む)で活躍した方々ばかり。
じゃあ、何が“新しい”のか?
CGによるウルトラマン? CGの技術や動きは向上しているとしても、これまでにもCGキャラが使われているわけで、新しいうちに入らない。
ワイヤー・アクション? その技術自体が新しいわけでもないし、それはあくまで「撮影方法」であって、作品の質とは別の次元で語られるべきもの。
ウルトラマンが空を飛ぶことは我々にとって当たり前なので、多少空中戦が凄かったとしても新しいとは言い難い。
どうも、結局は過去の遺産をまた使っているだけのようにしか感じられない。
残る期待はストーリーかな。
ラストの1分でも30秒でも「これかあ!」という展開を見せてくれれば、それなりに納得がいくかもしれない。
12時間後には映画を観終わっているハズである。
私がこれからの子どもたちが大人になっても語り継いでくれるような作品と認識して応援していくのか、それとも3年前までと同じように初代ウルトラマンとウルトラセブンの世界だけを追うファンに戻るのか、あと半日で決まる。
公開がアナウンスされてからしばらくは情報を追っていたが、公開間近になって情報を遮断した。
あまりにも否定的な姿勢になっていたので、全てリセットしてピュアな(?)気持ちで映画を観よう、と。
が、拭いきれるものではない。
ちょっと拡大解釈かもしれないが、“新生円谷プロ”が“これまでに無い新しいウルトラマン”を見せてくれると言う。
まず発表されたのは、ウルトラ史上初・悪のウルトラマン「ベリアル」。
確かに、他の宇宙人が化けたニセモノのウルトラマンが悪事を働いたことはあったが、正真正銘の悪のウルトラマンは新しい。
が、それは新しいウルトラマンとは言えない。侵略宇宙人がたまたま(?)M78星雲出身であり、姿がウルトラマンっぽい(まあ、むしろスパイダーマンのヴェノムに近いが)というだけ。
その後、ウルトラセブンの息子・ゼロというキャラが公表された。
デザイン云々については、成田亨先生のデザインによる初代ウルトラマンとウルトラセブンをベースにしたものである限り、新しいとは言えない。『帰ってきたウルトラマン』以降の全てのウルトラヒーローと同じである。
また、セブンの息子というのは(意外っちゃ意外だが)、タロウがウルトラの父・母の息子なわけで、設定として新しさは感じられない。
ゼロがプロテクターみたいなのを身に付けているのも『アンドロメロス』や、『ウルトラマンメビウス』のツルギで既に似たようなものを観ている。
ウルトラマンたちのマント姿は、内山まもる先生の漫画で昔から登場しているし、ウルトラの父は初期からマント姿だったわけで、新しいわけではない。
舞台がウルトラの星、というのも、タロウの成長譚である『ウルトラマン物語(ストーリー)』で描かれている。デザインが異なるだけだろう。
他に「戦士ではないウルトラマン」が登場するらしいが、それは確かに新しい。とは言え、端役(たぶん…)だろうし、真船一雄先生の漫画『ウルトラマンSTORY 0』で既に端役のウルトラマンたちが登場している。
ベリアルとゼロを除くと、活躍するウルトラマンは“過去のウルトラマン”であり、登場する100体の怪獣たちもこれまでの作品に登場した“過去の怪獣”である。
合体怪獣というのも(数はともかく)目新しいものではないし、つい最近…昨年公開された『大決戦 超ウルトラ8兄弟』も合体怪獣だった。
顔出しで登場する俳優さんたちも、これまでのウルトラ作品(『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』を含む)で活躍した方々ばかり。
じゃあ、何が“新しい”のか?
CGによるウルトラマン? CGの技術や動きは向上しているとしても、これまでにもCGキャラが使われているわけで、新しいうちに入らない。
ワイヤー・アクション? その技術自体が新しいわけでもないし、それはあくまで「撮影方法」であって、作品の質とは別の次元で語られるべきもの。
ウルトラマンが空を飛ぶことは我々にとって当たり前なので、多少空中戦が凄かったとしても新しいとは言い難い。
どうも、結局は過去の遺産をまた使っているだけのようにしか感じられない。
残る期待はストーリーかな。
ラストの1分でも30秒でも「これかあ!」という展開を見せてくれれば、それなりに納得がいくかもしれない。
12時間後には映画を観終わっているハズである。
私がこれからの子どもたちが大人になっても語り継いでくれるような作品と認識して応援していくのか、それとも3年前までと同じように初代ウルトラマンとウルトラセブンの世界だけを追うファンに戻るのか、あと半日で決まる。