決めポーズは「東映ヒーロー」 | studio7の映像実験室

決めポーズは「東映ヒーロー」

 「足を大きく広げ、腰を落とす。上半身は斜めに構えて、腰の捻りとともに肩から大きく腕を動かす」


 …まあ、かなり乱暴な表現だが、この一文を阿波踊り関係者が読んだら「暴れ踊りの特徴やな」と思い、特撮好きが読んだら「東映ヒーローのイメージだな」と感じるのではないだろうか。…そういうコトにしといて下さい。


 阿波踊りには 「暴れ踊り」と言われる流派がある。徳島だと阿呆連とか殿様連、高円寺だと(阿呆連の姉妹連である)江戸っ子連あたり…。これが実にカッコいい。踊りそのものも元気いっぱいで迫力があって魅力的である。


 が、その決めポーズ(一瞬だが)に、仮面ライダーや戦隊モノに通じるものを感じるのだ。



 トシがトシなので例が古くなってしまうが、右手から戦闘員が現れる。
 「出たな! ショッカー!」と構える藤岡弘、さん。
 すぐに左手からも戦闘員…今度は左右逆に構える藤岡弘、さん。

studio7の映像実験室-出たなショッカー

 …いや、藤岡さんでなくても中屋敷鉄也さんでも中村文弥さんでも新堀和男さんでもいいのだが…って全部大野剣友会系かいっ!


 とにかく、この動きをリズムに乗って繰り返すと、「暴れ踊り」な雰囲気になる。
 私は暴れ踊りのカッコよさの秘密の一つがここにあると睨んでいる。


 この「暴れ踊り=東映ヒーロー理論」(“理論”か?)は、自分の連の中で何度か主張してきた。しかし、私自身は踊りではなく鳴り物だし、主張しただけ。


 苦節?年。

 ついにウチの連で振付けに「それ」を取り入れる後輩が現れた。


 今年の踊りを観て「お!」と思った部分があって、男踊りのリーダーに聞いたらやはり「仮面ライダーとか、研究しました」との回答。

 
 せっかくなので、ビデオで撮った映像から該当箇所をチョイスして加工してみました。




 …ん~、踊ってる連中は今一つヒーローなノリになっていない(振付けを考えたヤツはこのグループにはいない)…。

 もう少し東映ヒーローのポーズを練習するように。

 「その前に阿波踊りそのものを練習しろ」というご意見は、今回は却下します。