ウルトラマンな物語 | studio7の映像実験室

ウルトラマンな物語

  『ヱヴァンゲリヲン・破』の情報が断片的に入ってきます。

 みんな、ネタバレには気を遣ってくれていますが、か~な~り~“ウルトラ”らしいことはわかりました。

 庵野監督と言えば、もちろんダイコン・フィルムの『帰ってきたウルトラマン』(1983年)です。

studio7の映像実験室-ダイコンフィルムのパンフ


 総監督:庵野秀明
 脚本・設定:岡田斗司夫
 特技監督:赤井孝美


 私は確か、千代田公会堂で観たような気がします。

 ご存知の方はご存知のように、庵野監督が「素顔(メガネ付き)で」ウルトラマンを演じています。
 身体は、ウインドブレーカーに帰ってきたウルトラマンの模様を塗ってカラータイマーを付けただけ。下半身はGパン。

 それ以外は、相当普通の(←誉めてます)“ウルトラマンな物語”ですし、ミニチュアや特撮も非常に凝っていて良く出来ています。
 まあ、パロディっちゃパロディで、実際「庵野ウルトラマン」登場のシーンには驚きとともに爆笑しました。

studio7の映像実験室-ダイコンフィルムのパンフから庵野監督


 が、後々に後輩から指摘されて気づいたんですが…。

 この作品、ウルトラマンそのものへの(愛を込めた…たぶん…)挑戦状だったんです。

 上記のように、ウルトラマンというキャラクター以外はものすごくちゃんとしています。
 つまり「世界観や周辺環境をしっかり設定してやれば、ヒーローの姿がどんなであっても“ウルトラマンな物語”になる」という…。

 凄い。

 
 これを前向きに受け止めれば、「ウルトラマンってこういうものなんだよ、こうやって作るんだよ」というメッセージとも言えます。…相当前向きにならないとアレですが(笑)

 
 庵野秀明監督、新作で「本家ウルトラマン」を作ってくれないかな…ヱヴァでウルトラしてるくらいなら…。