展覧会見聞記 その2「奇想の王国〜だまし絵展」
6月26日、六本木の森アーツセンターギャラリーで『ウルトラマンのスーパーカブ』を観てから、今度は渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムに向かいました。
『奇想の王国~だまし絵展』
私はこういう、錯覚とかトリックアートとか、そういうのが大好きです。
…正直言ってしまうと、普通の展覧会などへはほとんど足を運びません。
どうにもその、「芸術」とか「アート」という括りが苦手なんです。
好きか好きじゃないか、というだけの鑑賞眼しか持ってないし。
だまし絵の類は芸術的であるかどうかとは無関係に、面白いかどうかというところで楽しめるので好きなんです。
手品や特撮や推理小説と同じように「気持ちよく騙される」というのが楽しいんですね。
展示作品については「是非ご覧下さい」と言うしかありません。
だまし「絵」と言いつつ、立体作品もあります。
もともと嫌いじゃ無いので、本などで何度も観た作品もありましたが、理屈抜きで「本物の迫力」というのはありますね。
また、特にだまし絵の場合、飾られている空間を含めて錯覚が生まれるものもあります。
もちろん、立体作品はあっちこっちから眺めては驚くという体験が出来るのは本物だけです。
で。
仰天した作品が二つありました。両方とも立体作品です。
ひとつはアニッシュ・カプーアという人が作った『虚空No.3』というもの。
それは直径約120cmの単なる半球です。それが濃い青で塗ってあるだけです。
しかし、真正面…半球の切り口の側…から見ると、半球の奥行きは消えて「真っ黒な空間がそこにある」かのように見えるんです。いや~、説明しづらいなあ。
平面のだまし絵のパターンの一つは、「平面なのに立体に見せかける」というものです。
しかし、この『虚空No.3』は、「立体なのに“無”に見せかける」とでも言いますか。発想がぶっとんでます。
そしてもうひとつの作品はパトリック・ヒューズの『水の都』です。
錯覚の原理としてはよく知られたものなんですが、びっくりしました。
あ、「原理」などと書きましたが、私にはちゃんと理屈の説明は出来ません。
とにかく、凹凸を反転させることで生まれる錯視に遠近法の錯覚を合わせた発想と言いますか…。
図録の写真を観ても「何?これ?」ですよね。
これも説明がしづらい作品です。図録の解説には「鑑賞者が左右に動くやいなや、形容しがたい収縮を示す」とありますが、収縮と言うよりは“あり得ない遠近感”が表れるんです。
上記のように、ちゃんとした理屈はわかりませんが、原理はわかります。
ええい、自分で作ってしまえ!
てなわけで、次回はだまし絵に挑戦した記録(?)です。
あ、実際にはもう試作品は完成しています。家族に見せたら「目が回る」と言っていたので一応成功したんじゃないかと思っています。
この作法に著作権があるのかどうかわかりませんが、「原理の実験」ということでどうかひとつ…。
『奇想の王国~だまし絵展』
私はこういう、錯覚とかトリックアートとか、そういうのが大好きです。
…正直言ってしまうと、普通の展覧会などへはほとんど足を運びません。
どうにもその、「芸術」とか「アート」という括りが苦手なんです。
好きか好きじゃないか、というだけの鑑賞眼しか持ってないし。
だまし絵の類は芸術的であるかどうかとは無関係に、面白いかどうかというところで楽しめるので好きなんです。
手品や特撮や推理小説と同じように「気持ちよく騙される」というのが楽しいんですね。
展示作品については「是非ご覧下さい」と言うしかありません。
だまし「絵」と言いつつ、立体作品もあります。
もともと嫌いじゃ無いので、本などで何度も観た作品もありましたが、理屈抜きで「本物の迫力」というのはありますね。
また、特にだまし絵の場合、飾られている空間を含めて錯覚が生まれるものもあります。
もちろん、立体作品はあっちこっちから眺めては驚くという体験が出来るのは本物だけです。
で。
仰天した作品が二つありました。両方とも立体作品です。
ひとつはアニッシュ・カプーアという人が作った『虚空No.3』というもの。
それは直径約120cmの単なる半球です。それが濃い青で塗ってあるだけです。
しかし、真正面…半球の切り口の側…から見ると、半球の奥行きは消えて「真っ黒な空間がそこにある」かのように見えるんです。いや~、説明しづらいなあ。
平面のだまし絵のパターンの一つは、「平面なのに立体に見せかける」というものです。
しかし、この『虚空No.3』は、「立体なのに“無”に見せかける」とでも言いますか。発想がぶっとんでます。
そしてもうひとつの作品はパトリック・ヒューズの『水の都』です。
錯覚の原理としてはよく知られたものなんですが、びっくりしました。
あ、「原理」などと書きましたが、私にはちゃんと理屈の説明は出来ません。
とにかく、凹凸を反転させることで生まれる錯視に遠近法の錯覚を合わせた発想と言いますか…。
図録の写真を観ても「何?これ?」ですよね。
これも説明がしづらい作品です。図録の解説には「鑑賞者が左右に動くやいなや、形容しがたい収縮を示す」とありますが、収縮と言うよりは“あり得ない遠近感”が表れるんです。
上記のように、ちゃんとした理屈はわかりませんが、原理はわかります。
ええい、自分で作ってしまえ!
てなわけで、次回はだまし絵に挑戦した記録(?)です。
あ、実際にはもう試作品は完成しています。家族に見せたら「目が回る」と言っていたので一応成功したんじゃないかと思っています。
この作法に著作権があるのかどうかわかりませんが、「原理の実験」ということでどうかひとつ…。