これがstudio7の作風! | studio7の映像実験室

これがstudio7の作風!

 お絵描きの〆切が一日延びて6月4日となりました。

 …と言っても、6月10日に「次の別の〆切」(また学校のレポートです)があるのでうかうかしてはいられないのですが、少しホッとしております。

 私は絵を描くのは好きなのですが、ちゃんとした完成作品はあまり多くありません。
 落描きで終わってしまうんです。…いや、落描きが完成作品とも言えます。

 窓口職場にいたとき、お客様から返していただいた「受付番号券」の裏側というのが私のキャンバス(?)でした。
 ウチの窓口は、季節・曜日・時間帯によっては閑散とすることもありまして、他のスタッフはそんな時間を利用してマニュアルをチェックしたり書類の整理をしていたのですが、私は「じゃあ、オレは一応窓口で待機してるから」とかなんとか言いつつ、カウンターの席でせっせと落描きに励んでいました(オーイ…)。

 例えば、「お客様がこんな印鑑をお持ちになったら押しづらいシリーズ」。

 その時の代表作(?)を思い出して、コンビニのレシートの裏に描いてみました。

studio7の映像実験室-押しにくい印鑑
 「象牙の印鑑(象の本体つき)」

 いや、これは押すのが大変でしょう。

 そんな落描きを、カウンター内側のデスクのマットの下に挟んでおきます(もちろん、お客様から見えないところに…)。特に「見て見て」などとは言わず、ただ挟んでおくだけです。
 次にその席に座ったスタッフは、たいてい気づいてウケてくれます。ついでに他のスタッフにも広めてくれたりします。

 これで目的は完了したわけで、一通りウケたら、捨てます。

 また、全く何も考えずに気づいたら洋式の便器を描いていたこともありました。
 せっかくなので同じように黙ってデスクマットに挟んでおきます。

 …微妙にウケました。
 ある女性スタッフによれば「なんか、ほのぼのとしていてカワイイ」と。

 別に、マルセル・デュシャンの「泉」 を気取ったわけではありません。
 また、便器そのものがカワイイはずはありません。
 受付番号券の裏に描かれた便器の絵が職場のデスクに置いてあるというシチュエーションが少し面白かったのでしょう。

 確かに絵そのものもネタですが、偉そうに言うと「見せる方法やシチュエーション」も含めたパフォーマンス作品なんですね。

 
 正直言うと、そういう落描きで描いた絵の方が自分らしかったりします。
 印刷を前提にしたものや、前の記事でご紹介したようなものは妙な完成度を求めてしまうので勢いが無くなっているような気がします。

 象にしても便器にしても、漫画に登場させたりちゃんとしたイラストにしようと思ったら、動物図鑑を調べたりTOTOのサイトをチェックしたりするかもしれません。
 落描きなら「象であること」「便器であること」さえわかれば良いわけですから、サクサクっと描けます。
 

 一方で、どうでも良いことに時間をかけることもあります。
 阿波踊りの鳴り物(=お囃子)メンバーで内輪の会議をやった時…10人くらいの集まりだったと思います…会場の入口にこんな絵をプリントアウトして貼りました。

studio7の映像実験室-阿波踊りの鉦

 鳴り物で使う“当たり鉦”です。3DのCGです。この絵の脇にマーカーで「鳴り物会議会場」と手書きしたような記憶があります。
 これを作るのに1週間くらいかかったと思います。しかし、10人程度がちょこっと見るためだけのものです。

 でも、ウケました。

 ウケたと言うより、「これだけのために、ここまでやりやがった…」と呆れられたんですが、その反応が見たくて作成したCGです。


 …。


 お気づきでしょうか?

 今回の記事は、今描いている絵がしょーもなくても許してくれい、というメッセージです。
 また、プレゼンが通らなかった場合のための言い訳でもあります(諸々の事情もあり、通らない可能性の方が高いですし)。

 もっとも、完成作品はネットでは発表出来ないのであまり意味は無いのですが、私のブログをご覧いただいている方のほとんどは「直接お会いする機会がある方」なので、ここで言い訳をしておこうと…。
 

 絵を描くのは好きですが、上手いわけではないんです…。