全部一人計画 その2〜撮影場所編 | studio7の映像実験室

全部一人計画 その2〜撮影場所編

 自分一人だけでどこまで作れるのか実験してみよう! 出演者も自分一人だから、内容は「自分のプロモーションビデオ」だ!
 …そこまでは決まりました。

 しかし、冷静に考えてみると、技術的な課題云々以前に問題があります。

 全部一人でやるわけですから、撮影はカメラをどこかに固定(主に三脚でしょう)してセルフ撮影…。
 その「撮影風景」を想像してみると…あからさまに「変なヤツ」ですし、自己顕示欲の塊であることがバレてしまいます。

 また、映像はこのブログでも紹介していきたいので、私の顔は帽子とサングラスとマスクで隠す予定です(顔モザイクを入れるのも面倒なので)。…「変なヤツ」に加えて「怪しいヤツ」ですよね。
 家の近所でやろうものなら町内会の噂になっちゃいます。

 かと言って、自分の家の中だけの映像ではロングショットが撮れません。
 どこか見知らぬ土地で「旅の恥はかき捨て」といくか…?
 でも、これまたロングショットの場合、録画状態にしたカメラを残してフレーム内に収まる場所に移動しなければならくなります。その間に風や通行人がぶつかったりして三脚がひっくり返ったり、最悪誰かにカメラを持って行かれちゃったりする可能性もあります。

 さあ、どうしよう。

 結論。

 幸い、私の家は中層の分譲マンションです。
 駐車場や共用廊下、非常階段などもありますから、このマンションの敷地内で全てを撮影することに決めました。

 しかし、真っ昼間だと人の出入りもけっこうありますし、管理人さんが建物を巡回しています。まあ、一応私は“善良な居住者”として管理人さんには受けが良いので(笑)、「ちょっと撮影を…」と言えば「ああ、そうですか」言ってくれるかもしれません。でも、そのあたりは管理人さんの判断と言うよりはマンションの理事会の判断になる可能性も高いです。
 理事会で「建物内における、○○○号室のstudio7さんのおバカ映像の撮影について」なんてテーマが出されるのも好ましくありません。

 なので、管理人さんもおらず、他の居住者の出入りも少ない深夜の撮影をすることにしました(余計に怪しいというご意見は、無視します)。

 ところが、深夜となると当然暗いです。節電のために共用部分の照明は午前0時になると必要最低限のものを残して消灯されちゃうんです。
 何とか照明に工夫をしないと真っ黒な画面…または無理矢理感度をアップさせた粗い画像になってしまいます。
 …これについては、専門的な技術で解決出来る部分があるかもしれませんが、私にはそういった知識はありません。
 DIY用のハロゲンライトは持っていますが、共用部分のコンセントから電源を取るのはマズいですしね…。

 もちろん、深夜に派手な音を立てることも出来ません。


 この環境の中で、いかに撮影を進めるかということを考えていかなくてはなりません。
 そのあたり、「一人撮影」に限らず、予算もなく機材が揃えられない自主制作にはなんとか工夫で乗り切るしかない問題です。

 いずれにしても、マンション内部だけで撮影する!
 その範囲で可能な映像のコンセプトを考えてくという手順を組まねばなりません。

 「まず企画在りき」ではなく、「撮影条件在りき」というところからどんな映像に仕上げて行くかを決めていくという、かなり縛りのきつい作品ではあります。


 でも、とにかくは“実験の実験”…本当にこのマンションの敷地内で深夜の撮影が可能か否かということを確認してみないと先に進めません。

 次回はいかにも“実験っぽい”展開になる…かも。