2月2日の夜

 

30歳から12年間お世話になっていた

作家マネージメント会社K.S.Pの河田進氏の

77歳喜寿のお祝いということで

ご本人を囲み

当時の作家たち数名が集まって食事をした

 

作詞家の許瑛子さんとも本当に久しぶり

 

許さんとは中森明菜の「SAND BEIGE -砂漠へ-」という作品で初コラボ

 

1985年発売だから

あれからもう40年が過ぎた

 

カセットテープの裏表を同時に使って録音する4CHの

マルチトラックレコーダーで作ったデモテープ

 

明菜ちゃんに詞曲でプレゼンしたいから

許さん 歌詞書いてくれない?とお願いした

 

電話口で完成した曲を流しながら

許さんの留守電に録音してもらった

 

現在のようにインターネットもメールも

まだ使えてない時代

 

今から考えると不便だらけだが

当時はそれが当たり前 

不自由どころかデモを留守電に入れるなんて

ナイスアイデアだったかも知れない

 

電車の中で頭に湧き上がった曲を

公衆電話から自分の留守電に向かって

唄った事もある

 

何日かして電話が鳴った

 

つっくん 詞 出来たよ!

 

電話の向こうで一行ずつ読んでくれる言葉を

はい はい と レポート用紙に書き写した

 

電話を切って すぐさま仮唄を入れる

 

もしかしたらイケるかも知れないなんて

ドキドキしながら その翌日 

ワーナーパイオニアのディレクターの机に

手紙と一緒に置いて帰ったのを覚えている

 

 

当時僕は27歳

 

先日の夜はまるで同窓会のような気分で

そんな当時の懐かし話に花を咲かせた

 

 

ところで今日 2月4日は

同じ中森明菜の「TANGO NOIR」(1987.2.4発売)という作品が

発売されて39年ということ

 

あの昭和から令和まで

 

人々の思い出と一緒に生き続ける歌だけにとどまらず

その作品たちが流行った時代を知らない人々の耳にも

いつだって触れてもらえる世の中になった

 

作り手にとっても 歌い手にとっても

その恩恵は計り知れない

 

食事会の終わりに

誰からともなく

とにかくみんな元気でありがたいね

と名残惜しく宴を終えた

 

いろんな事に いろんな人に

 

すべてに

 

サンキュー! である

 

 

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TANGO NOIR