千葉に住んでるので東京駅だと乗り換えがなくて
一番分かりやすくて便利なんですよ
という事で待ち合わせしたのが
東京駅の中のとらやの喫茶室

最初の顔合わせから
なんともう5年が経とうとしている

作詞家の有馬三恵子さん
僕らの随分先を数多くのヒット曲とともに
歩んで来られた大先輩だ



こんなのどうかしら なんてFAXから歌詞が流れてくる

森くん(森進一さん)に聴かせてみたいのだけど
曲つけてくださる? なんて今でも耳に残ってる。
声に艶のあるとても話し好きな方だ

お一人でお住まいだったのか
お台所の電球が切れて
取り替えようとして脚立に上りかけた途端
足を踏み外して転んだのよ

大丈夫ですか?と聞いたら
頭は打たなかったけど足首捻ったみたい
でも平気ですよ
なんて笑う声もとても上品だ

先日
作詞家の松井五郎氏としていた話の中に偶然にも
布施明さんが唄われた「積み木の部屋」の話題が出たり
それこそ何も意識せずも
有馬さんの名前が口に出た日があった

まるで僕ら後輩クリエーターに
置き残したメッセージのように

その日の夜 帰宅後 
松井氏からのラインメールで有馬さんの訃報を知った

今年の正月に頂いた年賀状の文章からも
まだまだ元気にされている様子だったので
とても驚いた

これまでに有馬さんと書きためたストック曲がたくさんある

無駄のない言葉と独特の表現に
曲をつけてる途中でドキッとさせられたり
今の時代の風潮など全く相手にしない
別次元でいて太くそして繊細な言葉使いで綴られたフレーズは
80歳になってもブレない作家魂を
暗に見せられているようだった

いつも何かを追っている才能は色褪せない

機会を見つけて歌ってくれる人を探そう

2014年10月  はじめて有馬さんにお会いした時のことを
綴ったブログを見つけた

「満場一致」

有馬さん 色々有難うございました

どうか安らかに