テイチクレコードの竹島宏くんの作品
「恋町カウンター」で松井五郎氏が
昨年のレコード大賞の作詞賞をいただいた

その前作の「月枕」(2017)から新たに
松井氏と(以下Goro)タッグを組んでの竹島くんの歌書き

作家同士がまずどんなものを作ろうかとやり取りしながら
詞先で書くもの そして曲先のものと取り混ぜて
毎回複数作をプレゼンする

生みの苦しみは当然あるが
だからこそ新鮮で新しい突破口も見つかる
苦しみはむしろ至福の作業だ

その中から選曲しレコーディングした作品を
一年という時間をかけて竹島くんが歌う旅をする



僕らが手渡したタスキを次は
ご本人そしてメーカや現場のスタッフが
しっかりと受け取り一人でも多くのお客さんに届ける作業

竹島くんが歌い続けてくれるおかげで
前作の「月枕」はゴールドディスク賞にも輝いた

久々のGoroとの打ち合わせの終わり際
これはそんなチームのみんなで取った賞だからと
作詞大賞の記念に特注したという砂時計を
まずは僕へと渡してくれた

4.02というのは「恋町カウンター」の楽曲タイムにあたる
4分02秒
4分02秒をかけて物語を終えるように
砂が落ちきった

どんな歌も時間にすれば5分に満たない

そんな一曲の中に
たくさんの時間と
色んな人の気持ちがいっぱい詰まってる

どうせならサインも書いてちょーだいよと
喫茶店の片隅でキャッキャ言いながら
ササッとひと筆

あの日あの時にあーでもないこーでもないと
頭を掻きむしりながら書いた曲が
竹島くんの代表作の一つにもなり 
こうしてまた僕の仕事場に戻ってきた

素敵な贈り物をありがとう

こんなに嬉しいことはない