雨の日は、気分的に散髪はしたくないのだが
とりあえず予約をしてあったという事と
今まで一度も何事に対しても
「やはり来なければよかった」という想いをしたことは
不思議に覚えがなく
「やっぱり、来て良かった」と
思えた事の方が圧倒的に多かった記憶をもとに
リュックを背負って雨の中 散髪に出かけた。

圧倒的といえば本日の政局 
圧倒的な人や力や思想や動きが全くないまま
予想通りのさざ波のごとく勝敗のないゲームに終わりました。

一つとして何の問題の解決にも影響しなかったばかりか
余計な事に時間を費やし、遂に海外はおろか自国民からも
さじを投げられたこの国をなんとか愛するために、
僕は52年前に生まれ 30年以上音楽を生業にしているのであります。

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ある雑誌に、ご縁あって取材をして頂いてから、
本日、編集者の方から原稿チェックの為の第一項が届いた。
目を通させてもらって多少の付け加えたい項目などを
明記させて頂いたのだが。

その中で、自分でも「あ~そうだったんだ」と再確認した事がある。

我ら職業作家達は日々の過酷な発注に対応しながら作曲なり詩を書いたりしている。
たとえば決め事が多過ぎたり、また決め事もなく相手がノーアイデアであればあるほど
それはそれで、より一層過酷なのだ。

僕はいつしか発注がどうであれ
まずは「僕自身がそのアーティストからどんな歌を聴きたいか」
「僕自身がそのアーティストのどんな歌の姿を想像出来るか」を
作品創りの一番の糧にした。

たとえ発注内容とは方向性が異なっても
やはり、自分がエネルギーを感じながら書く作品は
不思議と相手に届く。
発注に寄り添いすぎると、相手の想像を超えない分
こじんまりとした印象を持たれる。

だから僕は、自分本意に書いている。
そしてこれからも 少しはみ出して自分本位でいこう。
ひとりよがりにならないように ちょっとだけ自分本位でいこう。

--------------------今日の一曲------------------

Stevie Wonder - A Place In The Sun

インターネットっていうのは、本当に凄いね。
僕がL.A武者修行時代にボイストレーニングでお世話になったトレーナーのセス。
もしやと探したら簡単に遭遇。

The seth riggs Vocal studio

彼の最初のレッスンで、僕のオリジナルの日本語の歌と
もう一曲 彼に聞いてもらった曲がStevie Wonderの”A place in the sun”。
この曲は、我ながら声を思いっきり出せて自分の欠点を誤摩化せた。

しかしセスには「それは似てないモノマネと一緒だ。
自分の唄い方で歌いなさい。日本語の歌を唄いなさい」と
初日から一発食らった想い出がある。

Thank you. Seth.