もう16年も経つのか

阪神淡路大震災

朝起きてテレビをつけた時の衝撃は
今でも忘れる事ができない

高速道路が崩れ落ち
電車がひっくり返り
ビルが真横に倒れてた映像

一瞬、何がどうなったか
すぐには理解しがたいものだった



同じ年の三月の彼岸
そして夏の盆

広島へ帰省の途中の新神戸駅からみる風景は
まだまだ復興ままならず
青いビニールシートが多く目に入った

仕事では何度も行った事のある神戸だが
震災の後は二度ほど両親を連れて訪れた

神戸の観光を兼ねて
有馬温泉への旅をした

一度目はタクシーに一日観光をお願いして
色々と観て回った
運転手さんが震災当時の事を
ゆっくりと話しておられた

あの時ほど人のありがた味を味わった事はない

そう仰ってたのを思いだす

「仕事が終わって家に帰ったら
知らないおっさんがいっぱい居ましてな
女房に聞いたら、家が倒壊したご近所の方やらが
入れ替わりで風呂入りに(笑)。」

「みんな助け合って生きてましたわ」

当時の写真で見た悲惨な現場を
旅の折に半ば観光気分で
案内して頂いた事を思いだす



1995年といえば
現在の自宅への引っ越し
弟の結婚 
叔父の他界など

個人的にも色々とあった年であり
鮮明に覚えている事柄が多い

もう震災を知らない世代の人達が
どんどん増えて来ているが
犠牲になった人達の想いと共に
この事を決して風化させないようにしなくては


神戸ルミナリエ

もう一つ、「神戸」と言えば 
1998年に前川清さんに書いた曲

ご自身が神戸の事を書きたい 
神戸に何か恩返しをしたいと
作詞をされた楽曲

個人的にも
両親と旅した事等も思いだされ 
この曲を聴くと今でも胸がキューンとなってしまう



こういう歌も制作している時などは
歌詞の擦り合わせやレコーディング 
唄入れといった作業がメインの中
わりと淡々とリリースを迎えるが

こうやって時間が経った後
改めて聞くと 
やはりあの時期にしか生まれ得なかった
何かを感じる

久しぶりにまたゆっくりと訪れてみたいな

神戸



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