やっと仕事も一段落して、今日はスタジオの掃除やら仮歌入れやらで過ごした。

そういえば昨日、弟がひょっこり自宅のほうに訪ねて来て、チョコをくれた。
フランス料理のオーナーシェフだが、一昨年に銀座のマロニエゲート内にインパクトというスイーツのお店も出して頑張っている。
このチョコはそこで売り始めたらしく、わざわざハーレー跨いで持参してきてくれた。昨夜食後に一切れ頂いたがとても美味い。
パッケージも中々お洒落じゃあないか。1200円らしい。割と安い。
かまぼこの様に一本入っているチョコ。(正確にはガトーショコラロワイヤルというらしい)。これはちょっとした手土産にも喜ばれるぞ。お薦めやんす。

兄弟だし、いつでもいけるからと、ここ数年はレストランのほうにも行ってないし、まして銀座の店においてはまだ一度も顔を出した事がない。
一度くらい顔出すかにい。

若い頃はわからなかったが、最近やはりお互い年を重ねると、自分ってこんな気質だったんだ、とか、兄弟の関係も兄目線で見てた物事が、いつからか一人の人間として意外と冷静に相手を見れる様になってきた様に思う。
何しろ、俺に至っては人に押し付けなくなった。物事に関する考え方や見解を、正しいと思う道筋を人に譲らなかったところがある。
だが最近はなんだか一歩引いて見るようになり、そういう考え方もあるなとか、そういう生き方なんだなとか、人は人の道筋があるという前提で物事を考えるようになってきたかも知れない。
夫婦といえど兄弟といえど、そして親を含めた家族と言えど、個々の道筋や人生の
暦がそれぞれ違うんだね。そう考えるとある意味クールに物事に対処出来てゆくかも知れないなと思ったりしてる。

弟なんかも、どちらかと言うと遅咲きに見えるかも知れないが、それも彼の暦や時間軸、彼の人生なんだね。そこに人との勝ち負けなど存在せず、自分の人生と戦ってるだけなんだよな。早く咲いて成功したように見えても足早に枯れてゆくよりは、少しずつ実になり花を咲かせた方がずっといい。すごく苦労してる時とか頑張りを俺は見てるから、今彼が自分の仕事や夢に向かって走ってるのは心から嬉しいね。そんな中での、ミシュランの星ゲットは当の本人より俺のほうが喜んだほどだ。

そういえば森光子さんの事務所から、今度出る写真集を送って頂いた。
放浪記2000回に向けてのいろんな著名人のメッセージ入りで、楽屋の風景とか過去の公演の写真とか、とても素敵なもの。
88歳ってすごいな。俺なんかあと38年よう生きるわからん(笑)。
そう考えたら、俺らまだ人生のヒヨッ子やん。
どうやって仕事に対する情熱をあの歳まで引き繋げていくんだろ。
やはり森さんもとても大事な役目を持って生まれた人の一人なんだろな。
そして自分の暦を一枚一枚めくって来た人なんだろうね。
存在がもはや芸術的だ。
昔、2曲ほど曲書かせていただいた事があってね。(歌すごくいい)

芸としての、人間としてのオーラをドッカーンと浴びたくなった。
今年の放浪記は、絶対見に行くぞ。