以前からの日記やこのブログに至る中で
何度と書いたお盆の事
例によって今年も広島へ帰省してきた
今年の西の地方は例年にない猛暑であった
今回の広島は太陽が痛く
この僕でさえ熱中症を心配したほどの暑さ
新調したエアコンは狭い部屋を
冷蔵庫のように冷やしていた
”おふくろ、こんなに冷やしちゃあ、身体に毒よ”
最新のエアコンのリモコンの温度を
少しずつ何度も上げた
毎年思うのだが
お墓に行くと不思議な事がよく起こる
先祖代々の墓が五つ並んでいるのだが
その一カ所だけ線香が異常に早く燃えたり
手を合わせた途端に
誰かがふと俺の右腕をそっとなででくれたり
二カ所の墓参りの直後に
一瞬雨がザーッと降ったり
僕が生まれてからもう今年で48年目
二十歳の僕を
ニューヨークに送り出した時の両親は
今の俺の歳より若い
家の前の公園は昔は畑だった
雪が降ると近所の友達と雪合戦をしながら
共働きの母親の帰りを待った
動かなくなった小さい車が捨てられていて
雨の日はその車のなかで運転ごっこをよくやった
畑が公園になってから
そこの砂場で「恋のダイヤル6700」を聞いた
やがて高校生になって
ずっと学校行かずバンドやり始めたころ
弦楽部のバヨリン(ヴァイオリン)の先輩が
家に訪ねて来た
”都志見くん、どうして学校来んの?”
夕方から陽が暮れるまで
公園のベンチで色々話していた
家の中からお袋が
”もうそろそろいい加減にしなさいよ”と
意味不明に叫んだ
どうもつき合ってると思ったらしい
高校生が薄暗い公園のベンチでと。。。
んな馬鹿な
いつも東京に戻る日は
親のほうが名残惜しさを隠せず寂しそうだ
”また来年なっ”って言いながら
お袋とは玄関先で別れる
親父とは車で送ってもらって広島駅で
親子なのに、一瞬礼儀正しく
そして照れながら別れる
”ありがとね””気をつけての”の二言くらい
そんな帰省を年に二回
少し歳とったな..親父