今更のように永ちゃんにハマってる男がいる

この男がハバちゃんである



彼は羽場仁志という作曲家

”愛が生まれた日”やタッキー&翼くんの”夢物語”
最近の”ビーナス”など、
もうベテラン作家の粋に達する一人

今更のように”成り上がり(矢沢永吉)”を繰り返し読み
”アーユーハッピー?(矢沢永吉)を手にぶら下げ
ライブビデオを買いまくりと
まるでオヤジバイカーのようなリターン組だ

携帯メールでたまにやりとりするなかで
よく話題になるのが
メロディーのシンプルさと野太さだ

俺たち作曲家も
たまに原点回帰したくなるときがある

どんどんメロディーや言葉が複雑で巧みになり
聞き手よりも作り手側の満足だけで
終わってしまう作品が氾濫しているように思う

歌えるものを目指してるはずが
どんどん歌えない曲になる

作ってる時はいいが
あとから聞くと何も心に残らない作品であることで塞いだりする

そんな中たまーに昔のデモや
昔聞いていた曲などを引っ張りだして聞くと
いかに今の自分が核心からとおく離れたところで
モノを作っていたかを反省したりする

そんな想いでヤザワを聞くと
作る 歌う 聞かせる 見せるという一体感を持って聞ける

レコードよりライブで聞いて
またその曲にリターンする事も多い

楽曲のイメージ付けが
これほど強烈な人も数少ない



聞けばハバちゃんもかつて
遠く長野の故郷で”成り上がり”を持ち歩いていたらしい

僕ら作家達は夜中に書くラブレターのように
書いては捨て読み直しては落ち込みながら
世に出る一曲を絞り出すわけである

ねっ!ハバちゃん!