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マザー糸口のまずはひと口

マザー糸口によるTiktokの研究と評論。
Tiktokでのアカウント名も、同様にマザー糸口です。
お察しの通り、山田ごはんインパイア系でもあります。

初めて大竹君や藤巻君と出会ってから、ライブまでの期間は一ヶ月程度ではなかったかと思う。


その「プルーミッジ」主催のライブには、多くのバンドが出演するために一バンドあたりの曲数は2曲程度までからであったと思う。


リハーサルは下北沢の「Who's who」というスタジオで行った。

そこで初めて大竹、藤巻両氏のギタープレイを聴いたわけだが、

とりわけ大竹君のギタープレイには衝撃を受けた。

今でも、当時のドラム担当の柴田君と会うとその時の事が話題に出る程、彼のプレイは際立っていた。

大竹君は、プロミュージシャンになるべくギター一本背負って地元の新潟から東京に来たばかりの頃で、それも伊達ではないなと思わされた。


演目の曲も、大竹君のオリジナルでインストゥルメンタル(歌のない楽器演奏のみの楽曲)であった。


そして拙者にとっての初ライブの日がやってきた。

場所は、三軒茶屋のライブハウス一番館であった。


つづく



そんな中、17才になった拙者は、ロックのプレイヤーの多くが愛読する音楽雑誌「player」のメンバー募集欄で「プルーミッジ」という音楽サークルの投稿を見つけ、その集会に参加させて頂く事となった。


場所は記憶に無いが、音楽スタジオを借りての集会であった。


バンドメンバーを募集していたり、参加できるバンドを探していたりという参加者達同士の自由な交流ができる集まりであった。

スタジオではいくつかのルームで、それぞれジャムセッションをやっている。

そんな状況の中、ルームを出た通路にアル・ディ・メオラのレコードを持った髪の長い男性がいた。

多分拙者が声をかけたと思う。

「フュージョン好きなんですか?」

最初はそんな会話から始まったのだろう。またすぐにもう一人、如何にもロッカーというスタイルの

男性が会話に加わってきた。

このレコードを持っていたのが大学生の藤巻君、ロッカースタイルが大竹君である。

我々はその場で意気投合し、「プルーミッジ」主催のライブにバンドとしてエントリーしようという事になった。


大竹君、藤巻君、共にギター。

ベースは拙者、ドラムには拙者の旧友の柴田君にお願いする事にした。

これで、拙者の人生初のバンドがスタートする事となった。


つづく