夏バテ予防に良い汗を

食欲不振や睡眠不足…さらにエアコンの効き過ぎからくる冷房病等、夏は様々な不調が出やすい季節。夏に負けない体作りには「汗をかく事」がとても効果的なのをご存知でしょうか。汗をかくと血管が拡がり熱の放射量が増えます。又、汗が蒸発する時の気化熱により体温調節が出来るのです。ただし、同じ汗でも「良い汗」をかく事が重要なのです。

【良い汗】
水に近いサラサラ状態の汗です。蒸発しやすく弱酸性である為、皮膚の常在菌の繁殖も抑えます。無色、無臭、無菌である為、ニオイもありません。
【悪い汗】
体に必要なミネラル分を血液から奪う為、慢性疲労や熱中症の原因にもなります。ミネラル分の多い汗はベトベト状態で蒸発しにくく、菌も繁殖しやす為にニオイの元となります。

人間の体には約200万～500万の汗腺があると言われています。しかしその半分近くは普段活動していません。更に、運動不足や冷暖房に頼る生活、または加齢により汗腺はさらに衰え、より良い汗をかけない状態にあります。

日頃からウォーキング等の適度な運動や、シャワーではなくお湯にゆったりと浸かり体を温めて汗をかく事を習慣にする事が大切です。汗をかく事で休んでいた汗腺も活動し始めるのです。しっかり良い汗をかいて、これから続く暑い夏を元気に乗り越えましょう(^-^)v

副代表：並川由美子
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